アライグマが家屋に棲み付いた際に、ご自分では作業が難しいという方は、駆除業者に依頼するケースが大半です。しかし、日常的に使うサービスではないため、適切な費用がどの程度か分からないという方は多いです。今回は、よくわからない費用が発生?アライグマ駆除依頼の際の注意点についてお伝えします。
よくわからない費用が発生?
アライグマによる被害は全国的に広がっており、農作物被害や健康被害などさまざまな問題を引き起こす害獣とされているため、駆除対策を講じていかなければなりません。
しかし、アライグマはどのように駆除するべきか知らないという方は非常に多いこともあり、自治体へ相談したり、駆除業者へ依頼するケースが大半です。
自治体に相談したとしても、自治体が作業を受け持ってくれることはありませんが、駆除作業に必要な書類提出などのサポートは行ってくれます。一方の駆除業者は、アライグマを捕獲駆除するための、手段や作業内容を伝え、作業内容に見合った費用を提出し、契約がまとまり次第作業に移る形となります。
この時、一般の方には作業内容の詳細を説明する会社もあれば、大まかに合計金額だけを伝え、作業する業者もあります。ですので、その作業費が適切であるかなど判断ができないというケースも少なくはないのです。
アライグマ駆除依頼の際の注意点
アライグマ駆除を業者へ依頼する際に、費用面だけで判断する方もなかにはいますが、費用が安すぎて、再度アライグマに棲み付かれてしまうケースも実際にはあります。
これは、アライグマを捕獲せず、追い出すだけの作業で、侵入経路は塞がず忌避剤などを散布して終わるケースです。こうなると、帰巣本能のあるアライグマは忌避剤の効果が切れた後に、巣床に戻ってきます。戻れないようにしなければ、完全な駆除とは呼べません。
ですので、業者へ依頼する際には、どのような作業が行われ、駆除後に再度棲み付かれないような作業まで行ってくれるのかが重要ポイントとなります。
作業内容が明確でない状況で、契約を結んでしまうと、再度棲み付かれてしまう恐れもありますので、調査後の見積り金額を見て、どのような作業が行われるのかしっかりと確認し、分からないまま契約しないことが大事です。
もし、提出された金額が高すぎると感じた場合は、他の業者へも調査依頼して、見積りを出してもらって、作業内容など確認後に判断すると良いです。
費用面での不安・作業内容への理解が出来たら、最善と感じるプロの駆除業者へ依頼して、駆除対処しましょう。
まとめ
近年、アライグマの棲み付き被害件数は軒並み増えている状況です。そのような場合に、駆除業者へ依頼する方は多いのですが、一般的ではない作業を依頼することから、適切な費用がどの程度か分からずに作業を依頼する方も少なくありません。そうなると、費用が安い業種に頼んで、追い出しに成功したとしても、再度棲み付かれてしまう被害に遭われるケースも多いです。
この場合、初期に契約した作業内容や費用を把握できていない方が少なくありません。だからこそ、ご自分でしっかりとどのような作業を行って欲しいという要望を伝えなければいけませんし、行われる作業内容の詳細を細かく確認しなければなりません。
そうすることで、よくわからない費用が発生することもありませんし、自身で納得した上での契約を結ぶことが可能となります。分からないままでの契約だけはしないようにしましょう。