アライグマに噛まれたり引っ掻かれると厄介!早期駆除が大事


 
害獣でもあるアライグマは、動物園では愛くるしい洗う行動を見る大人も子供も笑顔になりますが、実生活で目の前にすれば、可愛らしくは見えますが、非常に危険です。今回は、アライグマに噛まれたり引っ掻かれると厄介!早期駆除が大事についてお伝えします。
 

アライグマに噛まれたり引っ掻かれると厄介!

 
アライグマは可愛らしい風貌とは違い、狂暴な性格をしており、ペットにするにしても赤ちゃんから家族に迎え入れていかなければ、懐くような動物ではないとされています。
 
ですので、野生に放たれてしまっているアライグマの大半は、獰猛で人に危害を加える可能性があります。アライグマだ!と見つけて撫でようとすれば、引っ掻かれたり噛まれる可能性がありますので、注意しなければなりません。
 
また、アライグマは病原菌を持っている可能性もあるので、安易に近づいたりしないことをオススメします。当然ですが、家に棲み付かれた場合に、駆除しようとすれば怪我をする恐れもあります。
 

アライグマの持つ病原菌

 

 
アライグマは、いくつかの感染症を媒介する可能性がありますので、駆除や捕獲することになった場合には、以下の感染症などに気を付けましょう。
 
【狂犬病】
アライグマは狂犬病ウイルスの保菌動物として知られています。アライグマに噛まれたり、唾液と接触したりすることで、人間や他の動物に感染する可能性があります。予防策としては、狂犬病ワクチン接種や接触しないようにすることが重要です。
 
【レプトスピラ菌】
レプトスピラ菌は、世界中のさまざまな動物、特に野生動物や家畜に存在しています。
感染した際の症状は、軽度から重度まで様々であり、発熱、筋肉痛、頭痛、関節痛、吐き気、嘔吐、下痢などが現れることがあります。重症化すると、黄疸(黄疸)や腎臓、肝臓、心臓などの臓器の損傷が生じることもあります。
 
【アライグマ回虫症】
アライグマ回虫症は、アライグマの排出した便などから感染する病気です。人間に感染した際の症状として、発熱、倦怠感、筋肉の痛み、頭痛、視覚障害、中枢神経系のトラブルなどの症状があらわれるとされています。
 
これらの感染症はアライグマから人間に直接感染することもありますが、ノミやダニなどを媒介として間接的に感染する可能性もあります。従って、野生のアライグマなどの動物との接触を避けることが重要です。
 
仮に、棲み付かれた場合には、早急にプロの専門業者へ依頼して、駆除してもらうことが大切になります。
 

まとめ

 
アライグマは、動物園では人気のある動物なのですが、野生にいるアライグマは、人の生活に入り込んでしまうと、農作物を食い荒らし、感染症などを振りまく危険な害獣となってしまいます。もし、見つけた場合には、むやみやたらに近づいたりせずに、駆除業者へ報告するなどしましょう。また、家屋や建物に巣作りされてしまった場合には、早急にプロの専門業者へ依頼して駆除・捕獲作業を行ってもらう事をおすすめします。