アライグマの歯は鋭い!駆除作業の際に噛み付かれてはいけない

 
アライグマが生息域を広げていることもあり、家屋に棲み付かれる被害も拡大しています。そのため、駆除作業を自分で行う方も少なくはありませんが、気を付けて作業にあたらなければなりません。今回は、アライグマの歯は鋭い!駆除作業の際に噛み付かれてはいけない!についてお伝えします。
 

アライグマの歯

 
アライグマは雑食性であり、様々な食べ物を食べるために異なる種類の歯を持っています。歯の数は合計で40本です。
 
切歯(前歯): 前方に位置する歯で、食べ物を噛み切るのに役立ちます。
犬歯(尖った歯): 長くて尖った歯で、捕食や防御に使用しています。
臼歯(奥歯): 広くて平らな歯で、食べ物をすり潰して噛み砕くのに役立ちます。
 
アライグマの犬歯は上下に各2本ずつ、計4本あり、歯は他の歯よりも長く、鋭く尖っているので、その長さと鋭さから他の動物や獲物に対して効果的な威力を発揮するため、人が噛み付かれても危ないのです。
 

駆除作業の際に噛み付かれてはいけない

 

 
アライグマが棲み付いてしまったり、散歩中などにアライグマを見つけた場合に、アライグマに間違って近づいてしまうとバクっと手や足を噛まれる恐れがあります。
犬歯などの痛みも当然ありますが、アライグマが媒介している病原菌に感染する恐れもあるため、噛み付かれないようにしなければいけません。散歩中などであれば、見かけても近づかず、傍に寄らない様にしましょう。
 
また、ご自宅に棲み付かれたアライグマを追い出そうとした場合に、忌避剤や燻煙剤を設置して作業するとなると、屋根裏などに顔や腕を入れなければならないため、その際にアライグマに噛み付かれたり引っ掻かれたりする恐れがあります。そうなれば、高所からの落下なども考えられるため、危険を伴う作業となるので、自信がない方はご自身での作業は避けた方が良いです。
 
作業に不安な方は、プロの駆除業者へ依頼して対処してもらう事をおすすめします。安全に完全駆除が目指せますので、安心した暮らしを早く取り戻すこともできます。
 

まとめ

 
アライグマが近年、全国的に生息域を広げていることで、野外でも遭遇することもゼロではありません。また、家屋に棲み付かれる被害も拡大していることから、噛み付かれたりする可能性も少なくないのです。そういった危険に遭遇する恐れもありますので、アライグマを見つけても、近づいて警戒・威嚇されないようにすることも大切です。
 
そして、家屋に棲み付いてしまった場合には、早期駆除を目指すのであれば、プロの専門家に頼って対処していきましょう。