ハクビシン駆除後は何をするべき?ウイルスや糞に死骸の除去

 
ハクビシンが屋根裏などに棲み付いた場合に、ご自分で駆除・捕獲や追い出したりしなければならないのですが、その後の作業も非常に大切なのです。今回は、ハクビシン駆除後は何をするべき?ウイルスや糞に死骸の除去についてお伝えします。
 

ハクビシン駆除後は何をするべき?

 
ハクビシンが家屋に棲み付いた場合に、忌避剤や燻煙剤を使用して、巣床から追い出し、被害を食い止めようと考える方もいることでしょう。
 
ご自身で作業を行って、家屋から追い出すことに成功すれば、健康被害を受けることなく、大きな費用は掛からなかったと安堵するでしょう。しかし、この時、駆除して安心出来るわけでもないのです。
 
従って、早期駆除が必要となります。
仮に、ご自身でハクビシンを駆除出来れば良いのですが、捕獲・駆除したとしても、その後には、糞尿や死骸の除去などの清掃であったり、家屋の消毒をやらなければなりません。
 

ウイルスや糞に死骸の除去の重要性

 

 
巣床には、ハクビシンの食べ残しや餌となった小動物に逃げ遅れたハクビシンの死骸などが放置され腐敗した場合、悪臭の原因にもなりますし、家屋にダメージを与えるため、問題が残された状況なのです。
 
そして、ハクビシンに媒介していたノミやダニが残され、大量発生すれば、これまた健康被害に繋がる問題を放置してしまうことにもなるので、駆除後には清掃や消毒作業が不可欠となります。
 
これらの作業を行わずに、侵入経路を塞いでしまうとなれば、いつまでも問題は解決できませんので、消毒作業や清掃作業を行わなければなりません。
 
ハクビシンは多くの病原菌やウイルスを媒介している恐れがあるため、死骸や糞を放置するのもダメですし、ハクビシンに媒介していたノミやダニの駆除が必要ですので、糞尿や食べ残しなどを清掃し環境のゴミを取り除き、消毒作業でウイルスやノミにダニを殲滅する必要性があります。
 
そうして、やっと安全な建物を取り戻すことができますので、駆除・捕獲の先の作業までやって、害獣駆除が完了となるのです。
 
ですが、駆除・捕獲後の作業は精神的負担も大きいこともあり、自分ではできないと感じてしまう方も多いので、作業に不安を抱えている場合は、無理に自分で行うのではなく、プロの駆除業者へ依頼しましょう。プロに依頼した場合には、捕獲・駆除だけでなく、清掃・消毒作業に再侵入を塞ぐための作業までを依頼できます。
 

まとめ

 
近年、ハクビシンによる被害は全国的に広がっていることもあり、ご自身で対処しようと考える方も少なくはありません。作業方法もネットなどで情報収集できるため、できそうと考えてしまう方も少なくないのですが、捕獲・駆除や追い出しに成功した後には、ウイルスや糞に死骸の除去が必要となります。
 
これらの全ての作業が行えなければ、ご自分で作業を行おうと考えない方が良いです。時間や労力の浪費だけでなく、精神的負担も大きい作業となりますので、自信がない場合は、プロに依頼して、安全な暮らしを取り戻せるようにした方が良いでしょう。