夜行性ということであまり気づかれていないアライグマは近くに?

 
夜のランニングやウォーキングをしていると、野良猫などを見かけたりすることがありますが、たまに猫でもない動物を目撃することもあるのではないでしょうか。今回は、夜行性ということであまり気づかれていないアライグマは近くに?についてお伝えします。
 

夜行性の野生動物

 
日本には多くの在来種・外来種の野生動物が生息しています。
身近に目にするハトやスズメにカラス、野良猫などは、どこでも目にする野生の動物となりますが、近年では、アライグマやハクビシンにイタチといった、動物園でなければ目にすることのなかった動物が閑静な住宅地や川岸など、本当に色々な場所での目撃情報が増えています。
 
ただし、その目撃情報も夜間が多く、これらの動物が夜行性の動物でもあるため、日中に目撃される状況は非常に少なく、近くにアライグマなどが住んでいるの?と不思議に感じる方もいるでしょうが、実際には多くの野生動物が近くに住んでいるのです。
 
そして、これらの動物の中には人家の屋根裏や床下に、壊れた壁の隙間から侵入し、巣作りすることがあり、人間の生活にさまざまな影響を及ぼすことがあります。
 

家屋に棲み付かれることのリスク

 

 
アライグマなどの野生動物が家屋に棲み付いた場合に、不安視されることは健康被害となります。野生動物の多くが体内に媒介する病原菌やウイルスは人間にも感染し、体調不良を引き起こす原因となり、最悪の場合には命を落とすケースもあるので、非常に危険です。
 
そのため、家屋に棲み付かれた場合には、早期駆除していかなければなりません。
ですが、アライグマなどの野生動物の大半は、鳥獣保護管理法によって守られていることもあり、勝手に駆除・捕獲してはいけません。
仮に、傷付けてしまったりすれば、法律違反となり、罰を科せられることになりますので、自分で作業するのであれば、自治体や役所での手続きを行ってから作業にあたらなければなりません。
 
また、野生動物の生態であったり行動パターンを理解せずに駆除作業にあたれば、失敗のリスクや怪我のリスクを抱えることになりますので、プロの駆除業者へ依頼して対処することをおすすめします。
 

まとめ

 
日本には多くの野生動物が生息しており、都心部などにも多くの動物が生活しています。
しかし、それらの存在にはなかなか気が付けずにいる方は多いです。ですので、被害に気が付いてから駆除依頼されるケースが大半です。そのため、健康被害などのリスクが大きくなりますので、些細な異変に早く気が付ける様にしたり、忌避対策を未然に行っておくことも重要となります。
 
そして、これらの野生動物を駆除・排除するには、ルールが定められていますので、闇雲にご自分で対処するのではなく、ルールに則って作業にあたりましょう。