害獣駆除の道具やグッズも沢山販売されていることもあり、忌避対策や駆除作業を行う方も増えていますが、ハクビシンによる被害が収まらない・追い出せないというケースも少なくはありません。今回は、道具やグッズを使ってもハクビシンが追い出せない場合もある!についてお伝えします。
道具やグッズを使ってもハクビシンが追い出せない
全国的に被害を拡大しているハクビシンですが、忌避対策や駆除作業をご自分で行うケースも増えています。その際に、忌避対策や駆除作業を成功させるための道具やグッズを購入する方も多いことでしょう。
忌避剤や燻煙剤、超音波撃退器や防獣ライトなど購入が容易く、使用方法も簡単な商品も増えています。一つずつの価格も数百円から1万円程度となるため、負担額も少ないことから、ご自分で対処しようと考えるのは分かるのですが、ハクビシンを近寄らせない・家屋から追い出せたという成功例はそう多くもないのが実情でもあるのです。
これは、ハクビシンの学習能力であったり、適応能力の高さが失敗に繋がっている事もあり、道具やグッズを使っても絶対に効果を与えられるという訳でもないことを知っておかなければなりません。
ハクビシンの駆除について
ハクビシンを追い出したり駆除しようとした場合に、忌避剤であったり防獣ライトなどを設置したとしても、ハクビシンは何度も同じような臭いや音に光を感じることで、害があると最初は感じて逃げ出すことはあるでしょうが、何度も同じ経験をする中で、体に害がないことが分かれば、気にしなくなります。
そのため、一度忌避作業をしているから大丈夫と安心してしまうのは非常に危険です。
また、棲み付かれてしまって、超音波や燻煙剤を設置したとしても、ハクビシンの巣床にまで超音波や煙が届かない状況となれば、逃げ出さないケースもありますし、巣床を一度離れたとしても、数か月後に舞い戻ってくることもあります。
ですので、ハクビシンの忌避作業や駆除作業というのは、思いのほか簡単ではありません。
また、失敗してしまうと警戒心が強まり、追い出すことも困難となりますので、できるのであれば、プロの駆除業者に依頼して対処してもらう事をおすすめします。
まとめ
ハクビシンが近年、家屋に棲み付く被害を拡大していることもあり、忌避対策や駆除対策を行う方も増えています。対策グッズも多いこともあり、積極的に使用してみるのは良いのですが、家屋に棲み付かれている場合には、知識や技術なく利用してしまうと、警戒心を強めてしまって、追い出せないこともしばしばありますので、注意が必要です。
不安な方はアライグマの救急隊へご相談くださいませ。