キューキューやキーキーなどの鳴き声が屋根裏から聞こえてくることがある。そんな時は、ハクビシンが子育て中の可能性が考えられます。今回は、【ハクビシン駆除】鳴き声がうるさいのは子育て中だから?についてお伝えします。
子育て中はハクビシンがうるさくなる?
家屋に棲み付くことのあるハクビシンですが、その存在に気が付くケースは幾つかあり、足音や鳴き声に異臭などが挙げられます。
その一つ一つの痕跡によって駆除の相談件数も増えるのですが、群れで行動しない事や夜行性という事もあり、発見に遅れる傾向にあります。
ただし、その中でも発見が早まるケースがあります。
それは、子育て中のハクビシンが棲み付いた時です。
ハクビシンの子育ては、子と母のみでの生活することになり、子供が甘えや寂しさから鳴くことが増えるため、比較的声を上げるケースが多くなり、夜間にうるさくて仕方がないという方も多く、発見されることがあるのです。
子育て中のハクビシン駆除は難しい?
ハクビシンも人間も同じですが、妊娠・出産・子育て中の親はナーバスでもあり、気が張っている状況となります。我が子が大事という感情を抱くのは母性愛を多くの動物が持っている感情であり、DNAに組み込まれていると考えられています。
そのため、ハクビシンを駆除しようとした際に、子育て中となれば、トラブルが起こる可能性も高まります。いつも以上に、テリトリーに入る天敵に対して威嚇行動も激しくなり、噛み付かれたりする可能性が高いので、駆除作業も気を付けなければなりません。
また、駆除作業する際にはリスクも高まります。忌避剤や燻煙剤を使用した作業に関しては、ハクビシンが傷付いたり殺傷する事がないと考えられていますが、生まれたばかりの赤ん坊や子供のいる状況でこれらのアイテムを使用した場合には、薬剤が強くパニックになり死に至るケースも考えられます。
そもそも、ハクビシンは鳥獣保護管理法によって守られている動物ですので、忌避作業であっても傷つけることが許されていません。作業するにあたっては、自治体への申請手続きが必要となります。仮に、申請を行わずに傷付けてしまうことになれば、法を犯す行為となり、罰を科せられます。
従って、子育て中のハクビシンが棲み付いた場合に、安全に対処したいと考えるのであれば、プロの駆除業者へ相談し、対処してもらう事をおすすめします。
まとめ
近年、個体数を増やし被害を拡大しているハクビシンは、家屋にも棲み付く厄介な害獣です。そして、繁殖能力も高いことから、家屋で出産し子育てするケースも少なくありません。また、その被害に気が付くケースの中で、ハクビシンの赤ちゃんや子供の鳴き声がうるさくて気が付くといったケースも少なくないため、駆除作業に移ろうと考える方もいますが、子育て中のハクビシンは気が張っており、攻撃性が高まっている状況で安易に駆除作業を行うのも危険です。
しかし、放置すれば被害は拡大するばかり。寝不足などの健康被害にもつながりますので、駆除したいと考えるのであれば、プロの駆除業者へ対処してもらいましょう。