どんな動物が棲みついた!ハクビシンの足跡には特徴がある?

 
雨上がりの日に、濡れた地面や庭に畑などに動物の足跡を見つけることがあります。その痕跡によって、どのような動物が棲みついているのかの判断材料にもなります。今回は、どんな動物が棲みついた!ハクビシンの足跡には特徴がある?についてお伝えします。
 

ハクビシンの足跡について

 
足跡を見つけることで、野生動物への予防策を講じることや、動物の種類を見分けることもできます。そして、近年被害が拡大しているハクビシンの足跡も特徴があります。
ハクビシンの足跡の主な特徴は以下の通りです。
 
足の指
ハクビシンの足の指は、5本の指で、これらの指はしっかりと並んでおり、指先には鋭い爪があります。これらの爪は砂地などの地面に、しっかりと痕を残すことがあります。
 
大きさ
ハクビシンの足跡は、個体によって差がありますが、一般的な大きさとして約5〜6センチほどです。前足と後足の足跡は似ていますが、後足の方が前足よりもやや大きめです。
 
爪の形
ハクビシンの爪は湾曲しており掘削に適しています。ハクビシンが巣穴を掘る際には、役立ちます。
 
肉球
ハクビシンの足跡には小さな肉球の痕跡が見られます。肉球は足の裏にあり、地面にしっかりと付着し、滑りにくくする役割を果たします。
 
ハクビシンの足跡は地面に痕跡が残る事もあり、庭や畑などで発見されることが多いです。
また、ハクビシンと似た足跡を持つ動物としては、テンやアライグマにアナグマなどがいます。
 

ハクビシンの駆除方法について

 

 
ハクビシンは夜行性ですので、強い光を苦手とします。ですので、家屋や畑などにLEDのセンサーライトを設置することで、忌避効果を得られます。ただし、適応能力の高い動物ですので、すぐに慣れてしまいます。忌避剤なども同様で、最初は苦手意識を持っていますが、徐々に慣れていき効果が無くなることもあります。
 
ですので、慣れる前に、捕獲して駆除するであったり、家屋や畑に近づかせないような対策を講じることが重要です。しかし、ハクビシンは鳥獣保護法によって守られているので、自治体や役所への申請が必要になったり、捕獲する場合には狩猟免許の取得が求められますので、かなりハードルが高いとも言えます。
 
しかし、放置すれば健康被害や家屋の老朽化などの問題に繋がりますので、ハクビシンの駆除でお困りの場合は、安全かつ効果的に駆除してもらえるプロの専門業者へ相談することをおすすめします。
 

まとめ

 
害獣の被害にあわれている際に、害獣を足跡からどの動物のものだと判断することもできます。近年では、都心部などでも被害を拡大しているハクビシンも、足跡が見つかったことで、家屋に棲みついていることが発見されるケースもありますので、庭や畑などの痕跡を見逃さないことで被害を拡大せずに済みます。