もしかして…ネズミ?家にネズミが棲み付いているかチェック

 
ネズミは人間と遭遇しないように身を隠しながら行動するため、鉢合わせするというケースは少ない状況です。ですが、ネズミの兆候に気付くことはできます。今回は、もしかして…ネズミ?家にネズミが棲み付いているかチェックについて紹介していきます。
 

ネズミの兆候セルフチェック

 

 
ネズミが人間の住居に棲み付くことで、健康的な被害や、家屋設備・家具の破損といった経済的な被害を負うリスクがあります。こういった害を被ってからネズミに気が付くのでは手遅れでもあるため、一刻でも早くネズミに気付くことが大切です。
ですが、ネズミは基本的に夜行性で、人間と遭遇しないように物陰に隠れながらであったり、高い場所や隅っこを移動するため遭遇するケースはほとんどないため、姿を探すというのは効率的ではありません。ネズミの存在に気付くためにはネズミの形跡を探すことが大切となります。
 
・天井裏や壁の中からの物音
ネズミが巣を作るのは、暖かくて狭い人目につかない場所。小さな隙間でも侵入する厄介な生き物となるため、天井から物音がするであったり、壁の中から鳴き声がする場合にはネズミが潜んでいる可能性があります。
 
・ペットのエサ、食品、観葉植物などの齧り跡
ネズミは雑食であるため、人間の食べ物だけではなく、ペットのエサや観葉植物を食料とすることもあります。食品の齧られた形跡、袋を破られているといった場合には注意が必要です。
 
・糞の確認
ネズミの糞は米粒程度であるため、意識しなければゴミが落ちている程度にしか感じないかもしれません。黒い米粒状のものが落ちている時にはネズミの存在を疑いましょう。
 
・壁や家具などに傷や穴
ネズミは一生伸び続ける門歯を持っており、削らなければ自らの命に危険があるため、硬いものを齧る習性を持っています。家具、ケーブル、壁など、身に覚えのない傷や穴がある場合にはネズミが犯人である可能性があります。
 
・ダニやノミの発生
ネズミの体にはダニやノミが寄生しています。体が痒くなった、虫刺されのようなものが増えたと感じた時には、ネズミが棲み付いているかもしれません。
 
・近隣の環境変化
棲み処としていた建物が解体されれば、ネズミも引っ越しを余儀なくされます。そのため、近隣で解体工事があった場合には、ネズミが移動してくる可能性があるのです。また、長期間空き家となっている建物がある場合には、巣は空き家にあったとしても、食料を取りに自身の住居にやってくることもありますので要注意です。
 

まとめ

 
臆病で学習能力の高いネズミの姿を目視するのは困難となるため、ネズミの形跡を見逃さないことが大切です。ですが、素人目だと分かりづらいというケースも少なくありません。
そして、被害の拡大を防ぐためには放置しないことが大切となりますので、核心が持てない場合であっても「ネズミが棲み付いているかな?」と思った際には、踏みとどまらず「ネズミの救急隊」にご相談くださいませ。