アレルギー反応の一つに、アナフィラキシーショックという症状があります。これは、食物や蜂に刺されたりして発症する症状で、重篤化する恐れのあるアレルギー症状となります。今回は、アナフィラキシーショックってなに?蜂に刺されると危険な理由についてお伝えします。
アナフィラキシーショックってなに?
アナフィラキシーショックとは、アレルギー反応の一種であり、即時的な医療対応が必要となる緊急性の高い症状です。アレルギー反応が急速に進行するため、重篤化する恐れがあります。
アナフィラキシーショックは、特定のアレルゲンが原因となり発生します。
一般的なアレルゲンとしては、食物(ナッツ、シーフードなど)、薬品(ペニシリンなど)、昆虫(蜂など)、ラテックス(ゴム製品)などによって、引き起こされるケースがありますが、他にも様々な物質が原因となりあらわれるアレルギー症状です。
アナフィラキシーショックが引き起こさされた場合の症状は、以下のようなものがあります。
・呼吸困難や喘鳴(ゼーゼーとした呼吸音)
・のどの腫れや喉頭浮腫(声がかすれる、声が出せない)
・顔や唇の腫れ
・皮膚の発疹やじんましん(蕁麻疹)
・ふらつきや意識障害
・腹痛や嘔吐、下痢などの胃腸症状
これらの症状が現れた場合、直ちに救急医療を求める必要があります。
アナフィラキシーショックは時間の経過とともに悪化する傾向にあるため、早急な対応が生命を取り留める可能性を高めますので、適切な医療機関での治療を行いましょう。
蜂の巣を見つけたら寄らないことが大事!
蜂の巣を仮に森林や公園で見つけてしまった場合には、むやみやたらに近づかない事が大切です。刺激を与えてしまうと、臨戦態勢となり、襲い掛かってくる恐れがあります。
これは、どの蜂の種類によっても起こり得る状況ですので、蜂の巣や蜂がいる場には、近づかないことが大切です。
仮に、自身の住む家屋や仕事場に巣作りされてしまった場合には、早急に駆除業者へ連絡し、蜂の巣を駆除してもらう事をおすすめします。放置すればするほど、危険性が高まりますので、駆除依頼をしましょう。
まとめ
蜂の持つ針に刺されて、アナフィラキシーショックを起こし、死に至る方は年間通しても10人以上と多く、非常に危険な存在であります。もし、蜂の巣を発見した場合には、落ち着いてその場から離れる事が大切です。また、家屋などに巣作りされてしまった場合には、早急に駆除業者へ依頼して取り除いて貰いましょう。
蜂の巣の事でお困りの方は【蜂の救急隊】へご相談下さいませ。