アライグマが侵入!燻煙剤で駆除する場合の5つのポイント

 
千葉や神奈川でも被害を拡大するアライグマをどのように駆除しなければならないのか?とネットで調べたことのある方は多いのではないでしょうか。そこで、燻煙剤という商品を使用してみたいという方もいることでしょう。今回は、アアライグマが侵入!燻煙剤で駆除する場合の5つのポイントについてお伝えします。
 

燻煙剤の使用について

 
アライグマは日本各地で問題となっている外来種であり、その駆除にはさまざまな方法があります。今回紹介するのが燻煙剤を用いた駆除となります。
 
この方法では、煙を利用してアライグマを駆除するため、適切な手順を踏まなければ、アライグマ駆除に至らない事もありますので注意しましょう。
 
そして、アライグマを駆除する際には、自治体や役所での申請手続きを行ってから作業にあたってください。
これは、アライグマが鳥獣保護管理法によって守られている動物となるため、殺傷してしまうと法を犯す行為となり、罰を科せられるからです。
 

燻煙剤で駆除する場合の5つのポイント

 

 
それでは、アライグマの燻煙剤による駆除手順を詳しく説明します。
 
①対象エリアの確認と準備
アライグマの巣がどこにあるか確認します。
アライグマは屋根裏や床下、物置などの狭い場所に巣を作ることが多いため、これらの場所を調査します。
 
巣や出入口を特定したら、燻煙剤の煙が効果的に広がる構造なのか調べておきましょう。可能であれば、出入口を一時的に封鎖し、煙が逃げにくい状況を作り出します。
 
②燻煙剤の選定と準備
燻煙剤を使用する前に、適切な製品を選定することが重要です。
市販の燻煙剤は、害獣駆除用に特化したものを選びます。成分や効果の持続時間、安全性などを確認し、アライグマに対して効果があるものを選びましょう。
 
燻煙剤の使用には安全対策が欠かせません。
マスク、手袋、ゴーグルなどを準備し、燻煙剤の煙が皮膚や呼吸器に触れないようにします。燻煙剤の使用方法や注意事項を事前に確認しておきましょう。
 
③燻煙剤の設置と使用
燻煙剤を適切な場所に設置します。
アライグマの巣床などに近い場所へ設置することで、効果を最大限に引き出すことができますが、あまりにも近いと噛み付かれたり引っ掻かれる恐れがありますので、注意しましょう。そして、巣床の様な場所が複数ある場合には、それぞれの場所に煙が行き渡るように配置します。
 
燻煙剤を点火し、煙が充満するのを待ちます。点火後はすぐにその場を離れ、安全な場所から煙の広がりを確認します。煙が充満している間は、近づかないようにしましょう。
 
④燻煙剤使用後の確認と処理
燻煙剤の効果が発揮される時間が経過した後、エリアの換気を行います。煙が完全に消散するまで、窓や扉を開け放ち、風通しを良くします。十分に換気された後、アライグマが駆除されたかどうかを確認します。
 
アライグマが駆除された場合は、遺体の処理を行います。
適切な防護具を着用し、遺体を回収します。自治体や役所の指示に従い、処理しましょう。また、巣や糞などの残留物も清掃し、再発防止のために環境を整備します。
 
⑤再発防止策の実施
燻煙剤による駆除が成功した後は、再発を防ぐための対策を講じることが重要です。アライグマが再び侵入しないように、建物の隙間や穴を修繕・施工し、侵入経路を遮断します。また、食べ物の匂いが外部に漏れないように、ゴミの管理も徹底し、寄り付かせない様にすることが大切です。
 

まとめ

 
燻煙剤を用いたアライグマの駆除は、計画的かつ慎重に行うことで効果を発揮します。
適切な手順と安全対策を徹底し、駆除作業を行っていきましょう。
 
ご自身で駆除作業するのは不安という場合には、アライグマの救急隊へご相談下さいませ。