アライグマが出没するエリアとは?自分で駆除する際の注意点

 
アライグマが東京都内や大阪府などの都心部でも生息を観測されていて、生息域も拡大がみられます。そういった害獣被害を解消するためには、駆除するしかありません。今回は、アライグマが出没するエリアとは?自分で駆除する際の注意点についてお伝えします。
 

アライグマが出没するエリア

 
近年、東京では害獣駆除がネズミだけでなく、外来生物など種類が多岐に渡っており、さまざまな動物を保護・捕獲・駆除の相談依頼が増えています。
 
例えば、23区内では、ハクビシンやタヌキが目撃されていたり、少し都心から離れた場所ではアライグマが出没しているといった情報も入っています。
 
また、大阪府も大阪市や境市といった人口の多い地域でもアライグマが生息しており、川辺ではヌートリアなどの生物も発見されています。
 
このように、都心部であっても害獣となる動物などが目撃されています。
目撃だけであればまだ良いのですが、家屋などに棲み付くケースもあり、被害を受ける方が年々増加しているのです。
 
また、特にアライグマが出没するエリアに限定すると、山付近の川などの水辺周辺や木の実などが豊富な場所が主な生息域でしたが、閑静な住宅地への進行も近年増えています。
これは、都心部などの住宅街や繁華街には外敵も少なく、エサとなる食糧も人間の捨てるゴミを漁れば、いくらでも見つけることができるため、駆除する人間が居ない限り安全な暮らしが続けられ、現在の様な被害が拡大している状況となります。
 

自分で駆除する際の注意点

 

 
アライグマに棲み付かれてしまうと、アレルギーや感染症などの健康的被害の懸念や住宅の劣化などの問題を引き起こすことになるため、駆除しなければなりません。
 
ただし、ご自分で対処するとなると、まずは法にのとって行動しなければなりません。
アライグマは害獣でありますが、鳥獣保護法によって守られている動物です。
むやみやたらに傷つけたり殺傷してしまうと罰を科せられます。
 
捕獲・駆除する場合には、自治体で手続きを行わなければなりません。また、箱罠などを使用して捕獲する場合には、狩猟免許の取得が必須となります。
 
忌避剤を使用するから問題ないと考える方もいらっしゃいますが、仮に忌避剤を使用してアライグマが逃げ場を無くして死んでしまった場合などは、鳥獣保護法を破ることにもなるので、自治体へ申請して作業を行った方が安全なのです。
 
このような手続きであったり、狩猟免許を取得するには、時間も費用も掛かってきますので、プロの駆除業者へ依頼した方が早いと考えるのが一般的となります。
 
ですので、アライグマに棲み付かれてしまった場合は、早急に駆除業者へ相談しましょう。
 

まとめ

 
アライグマは、現在生息域を広げている害獣です。都心部でもその驚異的な繁殖性を持って被害を拡大していますので、万が一棲み付かれてしまった場合には、早急に駆除業者へ依頼して対処してもらう事をおすすめします。