アライグマが姿を隠して移動する手段は側溝などを使っている

 
アライグマが都心部でも隠れて生活するには、移動手段を人などの天敵に見つからない様にしなければなりません。案外近くを通っている可能性もあるのです。今回は、アライグマが姿を隠して移動する手段は側溝などを使っているについてお伝えします。
 

アライグマの移動手段

 
アライグマが近年、首都圏の東京や千葉に茨城などでも生息する害獣として問題視されています。実際に、家屋に棲み付かれているご家庭などもあることでしょう。
 
しかし、なぜアライグマが歩き回っているのを見かけている訳でもないのに、棲み付かれたり被害が拡大しているのか把握できないという方も多いと思います。
アライグマは一般的には夜行性に分類される動物ですので、人間の活動が少ない時間帯に行動するのですが、首都圏などアライグマの天敵が少ない場所では、日中も活動することがあります。
 
では、どうやって移動して人間の目に付かない様にしているのかということを考えてみると、人間が使わない道を使うというケースが大半となります。
例えば、下水溝や側溝は人間の目には入っていますが、中の状況を確認するようなものでもありません。しかし、小動物にとっては、人間からも身を隠せ動ける場所と言うのは、安全性も高く広範囲へ移動する手段にもなるのです。
 
そのため、必ずしも人間の目に晒されない状況で、生息域を広げるための手段にもなり得るのです。
 

広範囲に生息するアライグマの駆除

 

 
アライグマが側溝などを使用して、広範囲に移動することによって、家屋などに侵入されるリスクも高まります。近年では、家屋に棲み付かれるトラブルも増えていることから、早期発見・早期駆除が重要です。
 
しかし、アライグマを駆除しようとしても、鳥獣保護管理法によって守られている動物となるため、個人の判断で作業を行って良いという訳ではありません。自治体や役所への申請手続きを経てからでなければ、作業することは出来ませんし、箱罠などの罠の種類によっては狩猟免許が必要などの決まりもあります。
 
知識無くして作業にあたれば、噛み付かれたり引っ掻かれる恐れがありますので、不安な方は、プロの駆除専門業者へ依頼して対処していくことをおすすめします。
 

まとめ

 
アライグマが近年、全国的に生息域を広げていますが、どうやって移動しているのかというと、人目に付かない場所を選び移動しています。それが、下水道や側溝などを利用していることもあり、人の目に付かない場所を上手に利用して活動しているのです。
そのため、人目に触れず生息域を拡大し、多くの人々の生活に入り込み被害を拡大している状況となります。ですので、被害に感づいた方は、早期対処して被害を広げない様にすることが大切なのです。