近年、都心でのアライグマなどの害獣が家屋などの建物に棲み付いてしまうケースが問題とされています。このアライグマの棲み付き・巣作りをされないための対策を講じる事も非常に重要です。今回は、アライグマが棲み付く前に出来るのは侵入経路を断つ事についてお伝えします。
 

アライグマの侵入経路

 

 
アライグマは巧妙な侵入者として知られており、さまざまな経路を通じて侵入することがあります。一般的なアライグマの侵入経路には、以下のようなものがあります。
 
【屋外の隙間や穴】
アライグマは非常に柔軟で、小さな隙間や穴を通って侵入することができます。屋根裏や壁の隙間、床下や通気口などから進入することがあります。
 
【開いた窓やドア】
アライグマは開いた窓やドアを使って建物に侵入することがあります。窓やドアの隙間や破損した箇所を利用して侵入することもあります。
 
【壁やフェンスの上を通る】
アライグマは優れた身体能力を持っており、壁やフェンスを登って侵入することがあります。特に木の近くにある壁やフェンスを利用して、建物や敷地に侵入することがあります。
 

侵入経路を断つ方法

 
アライグマの侵入経路を断つ手段としては、扉や窓の開け閉めについた気を付ける事。
外出時に2階の窓が空いていたりするだけでも危険です。棲み付かれないとしても、帰宅後に噛まれるや引っ掻かれるなどのトラブルが引きおこる可能性が考えられます。
 
また、柔軟性や機敏な動きができるため、壁に破損があったり、通気口など床下への侵入を許すような箇所がないか調べましょう。もし破損があれば早急に修理依頼をするのが賢明です。そして、侵入できそうな箇所はパンチングメタルや金網で塞ぐといった方法を行うのも大切になります。アライグマをはじめとする害獣に、巣作りや棲み付かれないためには、侵入経路を断つことが非常に重要です。
 
近隣でアライグマの被害や害獣被害報告が上がっていれば、自身の家の侵入を許さないような施策を取りましょう。また、ご自身では難しいという事であれば、プロの専門業者へ相談し、施策を講じてもらう事をおすすめします。
 

まとめ

 
アライグマなどの害獣の棲み付き・巣作りによる被害は近年、都心でも大きな問題とされています。棲み付かれないためには、侵入経路を断つことが非常に重要です。個人でも行える対策でもありますので、家屋などの建物の修理や改修を行うであったり、入り込めそうな箇所にパンチングメタルや金網で塞ぎ、侵入経路を断ち、未然に棲み付かれるリスクを防ぐことをおすすめします。