アライグマに侵入され駆除したその後、どうするべき?

 
近年、アライグマに侵入されるご家庭も少なくはなく、全国的にも被害が拡大している状況となります。その中で、ご自身で駆除作業を検討している方もいる事でしょう。今回は、アライグマに侵入され駆除したその後、どうするべき?についてお伝えします。
 

アライグマに侵入された場合の対処について

 
アライグマが家屋に棲みついたりした場合の対処法として、個人で行える手段としては、忌避スプレーや燻煙剤を散布して追い出すというのが一般的です。
 
しかし、建物の構造や住処の位置によっては必ずしも駆除できるとは限りませんので、注意が必要です。また、使用した商品を使い終わったからといって、家屋の中にアライグマがいなくなっている保証もないため、確認作業も注意を払って行わなければなりません。
 
これらの作業に不安を持っている方は、ご自身で作業を行うのではなく、プロの専門業者へ依頼することをおすすめします。仮に、無理して作業してアライグマに噛みつかれたり引っ掻かれたりすれば、感染症などの健康被害を受ける可能性もありますので気を付けましょう。
 

駆除したその後、どうするべき?

 

 
自分で駆除作業を行い、アライグマを追い出すことに成功した場合、すぐに侵入経路を防ごうと考える方も多いかもしれませんが、侵入経路を閉じる前にやるべき作業があるのです。
 
まず、アライグマが棲みついていた環境の清掃です。
これは、アライグマが棲みついている場所には、糞尿であったり、餌を持ち込んでいて腐敗していたりもします。そういった物を全て清掃していかなければ、ノミやダニが大量発生しますし、アライグマよりも小さなネズミなどが棲みつく恐れもあります。
 
ですので、まずは駆除したら清掃を行いましょう。
また、消毒作業を行ったり、断熱材が外されているなど修繕が必要なケースもありますので、住処となっていた環境の調査が必要です。このような作業まで行わなければ、家屋の老朽化を早める可能性もありますし、住み良い環境を取り戻すことが出来ませんので注意しなければなりません。
 
そして、この作業が終わってやっと侵入経路をパンチメタルなどを利用して閉ざせるようになります。これらの一連の作業が必要となるため、ご自身でやるのは、ちょっと難しいと感じた方は、アライグマの救急隊へご相談下さいませ。プロのスタッフが安心して暮らせる住まいを取り戻すお手伝いをさせていただきます。
 

まとめ

 
アライグマなどの害獣が近年、都心部などの家屋でも被害が拡大しており、ご自身で対応しようとする方もいらっしゃいます。しかし、追い出すことが出来て安心してはいけません。その後に、清潔な家屋に戻さなければ、安心した暮らしを送ることは難しくなりますので、駆除後の作業もしっかりと行うことが重要なのです。