アライグマの特徴は可愛らしい見た目に反した凶暴な性格

 
可愛いアライグマを駆除しなければならないの?と疑問に抱く方は多いことでしょう。害獣だとしても、そんなに捕獲・駆除する必要性は低いのではと考える方も少なくはありません。今回は、アライグマの特徴は可愛らしい見た目に反した凶暴な性格についてお伝えします。
 

アライグマは見た目に反する性格を持つ動物

 
アライグマの印象を問われたら、何でも洗ってしまう動作や見た目が可愛らしいという回答になる方は多いと思います。そして、賢く愛くるしいといった感想を持っている方は未だに多いのです。
 
しかし、その感想を否定するのが、アライグマの特徴なのです。
アライグマは、非常に攻撃的で凶暴な動物で、懐かないためペットとしても手を焼くことにもなります。過去日本では、テレビアニメのあらいぐまラスカルの影響によって、アライグマの人気が出て、ペットとして飼われていた方もいましたが、大半の方が手に負えず動物園へ提供したり、野に捨ててしまったというケースが多かったのです。
 
また、野に放たれたアライグマは、在来種の小動物や魚に鳥などを捕食し、その活動域を広げ全国に個体が生息するまでになっています。
そして、人間の育てた農作物を荒らしたり、家屋に侵入し住処を作るなど、人の生活に対しても問題を与える存在になっているのです。
 

アライグマの駆除について

 

 
アライグマが棲み付いた場合に、近づきはしないけれど、可哀相だから駆除は出来ないという方も少なくはありませんが、放置するのはデメリットでしかありません。
 
まず、野生動物の多くは、その個体ごとに病原菌などのウイルスを媒介している恐れがあるため、いつ何時、人間にその病原菌をうつすか分からないのです。従って、アライグマの様な可愛らしい動物であっても、家屋から追い出したり、捕獲して駆除しなければ、健康被害を受ける可能性があります。
 
実際に、自分で駆除するとなれば、鳥獣保護管理法によって守られている動物ですので、市役所や自治体での手続きが必要となりますし、箱わななどのアイテムを利用して対処するとなれば、狩猟免許の取得が必要などハードルが高いため、プロの駆除専門業者へ相談し、対処してもらう事をおすすめします。
 
また、自分で捕獲しても命を奪う作業まで行わなければならないケースが多いため、精神的負担も少なくはありませんので、駆除作業やその後の作業で不安を感じている場合には、アライグマの救急隊へご相談下さい。プロのスタッフが適切な作業を行わせていただきます。
 

まとめ

 
アライグマの印象は一般的には、可愛らしい行動と容姿のため、ペットにして飼いたいなど、好意的な回答が多いことでしょう。しかし、実際のアライグマの性格は獰猛で凶暴なため、ペットには適していません。また、過去ペットにしていたアライグマを野に放ってしまった事によって、現在では全国に生息域を広げ、多くの被害を出す害獣として考えられています。放置すれば多くのトラブルを引き起こす存在でもありますので、早期対処が求められます。ご自分で作業が難しい場合には、プロの駆除専門業者へ相談し、対処してもらう事をおすすめします。