アライグマによる被害のニュースなどがメディアに取り上げられることもあり、気にする方が増えては来ています。しかし、対岸の火事として捉えるのは危険なのです。今回は、アライグマの被害は今後も広がる?害獣駆除が進まない訳についてお伝えします。
アライグマの被害は今後も広がる?
アライグマは、可愛らしい姿や動きが動物園でも人気の高い動物なのですが、近年では、農作物を食べ荒らしたり、家屋に棲み付くといった被害のニュースが取り上げられること多く、悪い意味で注目を集める存在になりつつあります。
アライグマによる農作物への被害額は4億円を超えているといった事を知ると驚かれる方も多いことでしょう。また、今後さらにその被害を拡大する可能性があります。
まず、アライグマは自然の多い環境にしか生息しないと思われていましたが、都心部や繁華街などにも姿を現わしており、人間の住むテリトリーでも問題なく生活が出来ているのです。
また、人間の住むテリトリーに移住してくることのメリットは、天敵が人間以外にいないことで安全に暮らせる要因となっており、人の住む家屋や倉庫に物置、空き家や廃工場などを住処とするケースも珍しくなくなっています。そして、安全な環境で繁殖することで、個体数が増えているのです。
害獣駆除が進まない訳
アライグマが増えている一方で、駆除が追いついていないことも、被害が拡大する要因となっています。これは、アライグマに棲み付かれていることに気が付いていない方も多いことや、棲み付かれていても放置してしまう方も中にはいるという事です。
アライグマの様な可愛らしい動物を駆除してしまうと、心が痛むという声も少なからずあります。また、アライグマは巣を複数個所に持っていることもあり、物音があったとしても毎日ではないため、ネズミや猫などがいるのかもしれない。で終わらせてしまっているケースも考えられます。
このように、アライグマを駆除するのは難しくもあり、現在の駆除が進まない理由となっているのです。
しかし、放置すれば、病原菌などを移されたり、家屋の老朽化にも繋がる問題を引き起こすため、しっかりと駆除作業や忌避作業を行って、寄り付かせないことが大切となります。仮に、アライグマが棲み付いていることに気が付いた場合には、プロの駆除専門業者へ依頼して対処してもらう事をおすすめします。
まとめ
アライグマは近年、生息域を人間の住むテリトリーに広げており、さまざまな被害を齎す害獣です。可愛らしい見た目や動作もあり、駆除するのには抵抗を持つ方も多くいるため、忌避作業のみしか行わないというケースも少なくはありませんが、実際には、その行動は他者へ問題を渡しているだけであり、被害の縮小にはなりません。
ですので、本格的に被害を減らすのであれば、プロの駆除専門業者へ依頼して対処してもらうことが重要なのです。
アライグマによる被害でお困りの方は、アライグマの救急隊へご相談ください。プロのスタッフがサポートさせていただきます。