アライグマはどこから侵入するの?防止策を講じて自宅を守ろう!

 
近年、アライグマが家屋に棲み付かれる被害が増えており、棲み付かせない様にするための忌避作業も非常に重要となっています。今回は、アライグマはどこから侵入するの?防止策を講じて自宅を守ろう!についてお伝えします。
 

アライグマはどこから侵入するの?

 

 
アライグマは日本において外来種として知られ、都市部や農村部の家屋への侵入が問題となっています。さまざまな手段を用いて家屋に侵入します。
 
以下に、アライグマが家屋に侵入する主な経路と、その防止策について説明します。
 
屋根や軒下からの侵入
アライグマは、屋根や軒下から家屋に侵入することが多いです。
特に、屋根の隙間や軒下の開口部は、主要な侵入経路となります。瓦や屋根材が損傷していたりすると、そこから内部に棲み付かれます。また、軒下の換気口や排水口も侵入ポイントになります。
 
防止策は、定期的に屋根や軒下の点検を依頼し、隙間や損傷箇所を修繕します。換気口や排水口にはパンチングメタルなどを取り付け、アライグマが侵入できないようにします。また、屋根の周囲に登りやすい木や構造物がないか確認し、剪定なども行うと効果的です。
 
壁や基礎部分の隙間
アライグマは非常に狭い隙間でも通り抜けることができるため、壁や基礎部分が破損していると、そこも侵入経路になります。特に、古い建物では壁や基礎部分の経年劣化が進んでおり、こうした隙間が生じやすいです。
 
防止策は、家屋の外壁や基礎部分を定期的に点検してもらい、隙間やクラックを発見した場合は、速やかに修理依頼しましょう。ご自身で防鼠パテやシーラントを使用して、隙間を塞ぐなどDIYでの修繕も可能となります。
 
開放された窓やドア
開放された窓やドアから侵入することがあります。特に、換気や風通しのために窓やドアを開け放している場合、アライグマにとって侵入機会を与えることになります。
 
防止策は、窓やドアを閉めはこまめに行い、開けっ放しにしない様にしましょう。換気が必要な場合は、網戸を取り付けるなどして、アライグマが入れないように工夫しましょう。
 
配管やケーブルの導入部
家屋の外部から内部に配管やケーブルが導入される部分も、アライグマの侵入経路となります。導入部には隙間が生じやすく、アライグマがそこから入り込むことがあります。
 
防止策は、配管やケーブルの導入部を確認し、隙間があれば防鼠パテやシーラントで埋めます。さらに、パンチメタルを加工して取り付け、物理的な侵入を防ぐことが有効です。
 

まとめ

 
アライグマの家屋への侵入経路は多岐にわたります。定期的な家屋の点検と修理を行って、防護措置の徹底することが、鍵となります。アライグマの侵入を防ぎ、被害を最小限に抑えられるように対策を講じていきましょう。
 
仮にアライグマに棲み付かれてしまった場合には、アライグマの救急隊へご相談下さい。