アライグマはなぜ害獣扱い?危険だとされている理由とは?

 
かつて放送されていた世界名作劇場「あらいぐまラスカル」の影響で、アライグマに対し「可愛い」というイメージを持っている方もいるかと思います。
 
ですが、実はアライグマは獰猛で、家に棲みつくと多大な被害をもたらすことも。
 
今回は、そんなアライグマが害獣として危険視されている理由を詳しくご紹介していきます。
 

アライグマが「危険」だと言われている理由とは?

 
アライグマが危険だといわれている理由は次の通りです。
 
①病原菌を保有している
アライグマは狂犬病をはじめとした、人間や動物に感染する恐れのある病気を媒介する可能性があります。
 
中には狂犬病のような非常に危険な病気に繋がる可能性も否定できないため、家に棲みつかれた場合は早めに対処することが重要です。
 
②性格が狂暴
アライグマを驚かせたり、むやみに追い出そうとすると、攻撃的になり人間を襲うことがあります。
 
特に子育て中のアライグマは攻撃的になりやすいので、安易に近づかないようにしましょう。
 
③家にあらゆる被害をもたらす
アライグマは都市部や郊外に生息していますが、家に棲みつくこともあります。
 
力が強いアライグマは、建物を壊すことも多いですし、糞尿をするため、生活環境が不衛生になります。
 
また、家に食料があるとアライグマの食い荒らしなどの被害も深刻になる恐れがあります。
 

アライグマは自力で駆除できない?

 

 
アライグマは有害鳥獣に指定されています。
駆除には資格が必要で、無資格の人が駆除を行うと「鳥獣保護法」という法律で罰せられ、1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金が課せられます。
 
そのため、家にアライグマが棲みついた場合、自力でできるのは基本的に「追い出す」という対処法になります。
 
ですが、アライグマは性格が狂暴なので、自力で追い出そうとするとかえって襲われて怪我をする恐れもあります。
 
また、アライグマは危険な病原菌を保有しているため、むやみに追い払おうとすると病気に感染する可能性もあり、大変危険です。
 
アライグマに棲みつかれた場合は、被害が大きくなる前に早めにプロの業者にご相談ください。
 

まとめ

 
アライグマはあらゆる理由から危険視されていて、家に棲みつかれた場合は早めに追い出すことが極めて重要です。
 
ですが、アライグマは獰猛で攻撃的な性格をしているため、自力で追い出すのはかなりのリスク。
 
より確実かつ安全にアライグマを駆除したい場合は、「アライグマの救急隊」にご相談くださいね。