アライグマは早期駆除!アライグマとタヌキの見分け方は尻尾で判断

 
日本に生息する野生動物の中には、外来種と在来種がおり、アライグマの様なタヌキに似た姿であっても外来種として駆除が必要なケースがあります。今回は、アライグマは早期駆除!アライグマとタヌキの見分け方は尻尾で判断についてお伝えします。
 

アライグマとタヌキの見分け方は尻尾で判断

 
近年、日本で個体数を増やし、問題を拡大している外来種のアライグマ。
個体数が増えれば、在来種を餌とし、在来種の住む場所が無くなることや絶滅する恐れもあるため、駆除して個体数を間引いてかなければなりません。
 
特に、アライグマとタヌキは、体調や体重もそう大差もなく、毛並みや姿も似ているため、一般の方では見分けが付かないと言うケースも少なくはありません。
ただ、アライグマとタヌキを一瞬で見分ける手段もあり、尻尾に注目して見ると良いです。
タヌキの尾っぽは、細く短いです。アライグマは、縞々模様で長くふわふわな毛並みとなっており、尻尾を見るだけでも、その違いを把握することが出来ます。
 
しかし、見分けがついたとしても、アライグマはタヌキと違い、性格も気性が荒く、懐く可能性が低い動物でもありますので、アライグマと分かっても撫でようとしたり、安易に近づくことはおすすめできません。
 

アライグマは早期駆除が大事

 

 
アライグマとタヌキの違いに分かったところで、家屋にアライグマが棲み付いた場合に、どう対処するべきかなのですが、放置することは好ましくありません。
 
アライグマが媒介する病原菌などの感染症をひきおこしてしまったり、棲み処とした場所が汚れ、獣臭であったり、糞尿によって家屋の資産価値が下がってしまうので、早期対処が必要です。
 
しかし、作業するには、鳥獣保護管理法によって守られている動物でもあるので、自治体や役所への申請手続きを行わなければなりません。また、駆除アイテムの中には、狩猟免許取得が必須となるタイプもありますので、ご自分で作業する場合には注意が必要です。
 
このようなハードルをクリアし、駆除作業するとなれば労力が掛りますので、無理にご自身で対処しようとするのではなく、プロの駆除専門業者へ相談し対処してもらう事をおすすめします。
 

まとめ

 
日本に従来から生息していたタヌキの姿に似ているアライグマはれっきとした外来種の害獣です。家屋に棲み付かれた場合には、早期駆除が必要不可欠となります。
しかし、タヌキとアライグマのどちらに棲み付かれたか分からないことも少なくはありませんので、どのポイントで見分けるべきかなどを考えて、駆除していかなければなりません。
そして、ご自分での作業が難しいと感じた場合には、アライグマの救急隊へご相談ください。