一見可愛らしい顔をしているアライグマ。
そんなアライグマは運動能力が抜群であることをご存じでしょうか?
アライグマは泳ぎも木登りも得意で、安易に近づいたり追い出そうとするのは危険です。
今回は、そんなアライグマの運動能力や追い出し時のリスクについて詳しく解説します。
アライグマの運動能力
アライグマの運動能力で特に突出しているのは、「ジャンプ力」です。
アライグマのジャンプ力は、なんと約110㎝!
かぎ爪がついた手足は木登りにも最適ですし、前足が柔軟なので、水中で魚などを探し、捕獲することができます。
また、アライグマは通常の哺乳類の約4~5倍の感覚細胞を手足に持っているといわれています。
アライグマが食物を洗う光景を見たことがある方も多いかと思いますが、これは実際には食物を洗っているのではなく、前足の感覚を駆使して食物の状態を確認していると考えられています。
アライグマをむやみに追い出そうとするのは危険
そんな運動能力に優れたアライグマに棲みつかれた場合、むやみに追い出そうとするのは危険です。
具体的な理由は次の通りです。
・攻撃的な性格だから
アライグマは驚いたり、自分や子どもに危害が及びそうになると攻撃的になることがあります。
・病気のリスク
アライグマは狂犬病をはじめ、多くの病原菌を保持しています。万が一嚙まれたり、引っ掻かれたりすると、感染する可能性があるため注意が必要です。
・怪我のリスク
ご紹介した通り、アライグマは運動能力に長けています。捕まえようとしたり、追い出そうとすると予想外の動きをして人間に危害を加える可能性があります。
以上のような理由から、アライグマを自力で追い出そうとするのはおすすめしません。
「アライグマが家に棲みついた」
「周辺の庭や池にアライグマが現れた」
このような場合は、ぜひ「アライグマの救急隊」にご相談ください。
お困りの場所に伺い、目視できない範囲までくまなく調査をした上で、捕獲、駆除、再発防止、清掃、消毒まで丁寧に対応いたします。
まとめ
アライグマは運動能力に長けていますし、雑食なので、棲みつかれるとあらゆる食料が食い荒らされることも。
またさまざまな病原菌も保持しているので、棲みつかれた場合は家族やペットの安全のためにも早めに追い出すことが何より重要です。
とはいえ、鳥獣保護法により、一般の方がアライグマを捕獲する場合、地元の自治体への申請、許可が必要となり、かなり時間がかかります。
対応が遅れると更なる被害にも繋がるので、少しでも困っている方はぜひこの機会にプロの業者への依頼をご検討ください。