アライグマが棲みつき忌避剤などを使用して、駆除できたとしても、そこで作業は完了ではありません。アライグマのような帰巣本能のある動物は、巣床に戻ってきますので、再発防止対策は重要です。今回は、アライグマを住まいから追い出したら再発防止策は必須！についてお伝えします。
 

アライグマ駆除後は再発防止策は必須！

 
アライグマ駆除後の再発防止は非常に重要です。
再発を防ぐためには、次のような手順や対策を取ることが効果的です。
 
1.駆除したエリアの徹底的な清掃
アライグマが侵入しやすい箇所を特定し、エリアを清掃してください。隙間や穴を埋めたり、破損した箇所を修理することで、アライグマが再び入り込む可能性を減らします。
 
2.環境の変更
アライグマが好む環境を変えることも有効です。例えば、ゴミ箱を密閉型に変えたり、屋外の食べ物を保管する方法を変えたりして、アライグマの誘引要因を排除します。
 
3.定期的な点検とメンテナンス
定期的に建物や周囲のエリアを点検し、潜在的な侵入経路や問題を見つけ出して修理します。屋根裏や地下室、外壁などを定期的に点検しましょう。
 
4.プロのアドバイス
アライグマ駆除のプロの駆除業者に、再発防止のためのアドバイスや対策を相談したり、対処してもらうことも重要です。知識や経験が豊富なプロに依頼することで、再発を防ぐための最善の方法を提供してもらえます。
 
再発防止は地道な作業が必要ですが、これらの手順を実行することで、アライグマの再侵入を減らすことができます。また、駆除後の再発を防ぐために、定期的なメンテナンスと点検を行うことが重要です。
 

帰巣本能があるからこそ再発防止

 

 
野生動物の中には、帰巣本能を持っていることもあり、長い期間棲みついた場所には、一度追い出された経験があっても、再度戻ってくるケースがあります。
 
また、忌避剤の効果が薄れたり、慣れてしまうと、同じ駆除方法は効かなくなってしまうので、さらに駆除が困難となります。だからこそ、一度で再発防止策をしっかりと行って、二次被害を食い止めなければならないのです。
 
しかし、一般の方ですと、親友経路を洗い出すなど、どこから侵入されたのか把握できなかった場合には、被害を受ける可能性が高いので、プロの専門業者へ相談し作業依頼することをおすすめします。
 

まとめ

 
アライグマに棲みつかれてなんとか駆除することに成功しても、侵入経路が閉ざされていないと、再度棲みつかれてしまう恐れがありますので、しっかりと再発防止策を講じなければなりません。高所での作業となることもありますので、自身では難しいと感じた方は、プロの専門業者へ相談しましょう。