アライグマ駆除は捕まえても殺傷するのが大変!精神や倫理的問題

 
アライグマなどの害獣駆除をご自分で行うとなれば、どのような動物であっても、ご自身で害獣の命を奪うまでがセットとなっているため、捕獲や駆除作業自体がキツイ作業となります。今回は、アライグマ駆除は捕まえても殺傷するのが大変!精神や倫理的問題についてお伝えします。
 

アライグマは攻撃的だけど可愛い

 
外来種でもあるアライグマの性格は、攻撃性が強いことから、生態系を壊す厄介な存在として見られています。また、人間の生活にも影響を及ぼし、畑や果樹園の作物を食い荒らし、経済被害を齎すため、大きな問題を引き起こすのです。
 
従って、アライグマは駆除していかなければなりません。
ただし、アライグマは攻撃的な性格でもあるため、駆除するにあたって注意しなければなりません。捕獲活動を行ったり、駆除作業をした場合、見た目の可愛さもあるため、どうしても殺傷することが出来ない方も少なくはありません。
 
そのため、野生に返してしまうという判断をする方も多いのですが、その行動が、更なる被害を増やしている事にも気が付かなければ、アライグマによる被害は縮小していくことはあり得ないのです。
 

アライグマの処分に対する精神や倫理的問題

 

 
アライグマは鳥獣保護管理法によって守られている動物ですので、駆除を行うにしても、自治体や役所での手続きが必要です。また、捕獲も狩猟免許の取得が必要ですので、作業するにもハードルが高いと感じられるかもしれません。
 
しかし、自身の土地の中であれば、箱わななどを使用することが許される地域もあるので、必ずしも狩猟免許の取得が必要ではないケースもあります。
 
そうなると、ご自分で箱わなを設置してアライグマを捕獲することは可能となります。
ですが、その後の作業はアライグマの処分となり、命を奪う作業となるため、倫理的な問題や精神的負担があるため、一般の方であればやりたくない。と考えることでしょう。
 
動物の命を奪うことは、人間として守るべきことへの考え方を曲げなければならないものですので、出来ないという人は多い状況となります。しかし、殺処分だけを受け持ってくれる自治体や役所に駆除業者は、ほぼありません。ですので、ご自分で行わなければならなくなります。
 
このような負担を抱えたくないという方は、駆除作業からプロの業者へ依頼することをおすすめします。安全かつストレスの掛からない手段で対応していきましょう。
 

まとめ

 
アライグマが近年、生息域を広げさまざまな場所に住んでいることから、駆除作業を行わなければならないケースは増えています。しかし、ご自分で作業するとなると、アライグマの命を奪う作業も含まれていますので、精神的・倫理的にも負担を感じることになるでしょう。そういった負担を感じたくない方は、プロに依頼して対処してもらうことをおすすめします。