一見可愛らしい姿をしているイタチ。
ですが、家に棲みつくとあらゆる被害をもたらすことから、人間にとっては厄介な存在です。
そんなイタチは「狂暴」と言われることも多い動物ですが、本当なのでしょうか?今回はイタチの性格や行動パターンを詳しく解説します。
イタチの性格・行動パターン
イタチは小さく、華奢な体をしていて基本的には大人しいですが、身の危険を感じると襲い掛かってくることもあります。
自分よりも大きいニワトリやウサギなどを狙い、一匹で捕食することもあるなど、運動能力がかなり高い野生動物としても知られています。
そんなイタチは泳ぎも得意。
カエルやザリガニなども食べる雑食です。
素早く動き、獲物の不意を突いて瞬時に仕留めるイタチは、かなり怖いもの知らずな性格といえるでしょう。
イタチはわずか3㎝ほどの穴も簡単にすり抜けて侵入します。
このような柔軟性があるからこそ、イタチは簡単に家に侵入できますし、自分よりも大きな獲物を追い詰めたり、敵から身を守ることができるのです。
そんなイタチは繁殖期でもある3~5月にかけて特に狂暴になるといわれています。
この時期のイタチは、自分たちの生活環境を守るため、他のイタチや野生動物、そして人間に対しても過敏に反応し、攻撃的になるため注意が必要です。
また、イタチは夜行性の動物で冬眠をしません。
1年を通して活動しているので、近くで見かけた場合や一度侵入されたことがある場合は、しっかりとした対策を講じることが大切です。
イタチの被害を防ぐ方法
イタチが家や畑に侵入すると、農作物をはじめとした食物を食い荒らすため注意が必要です。
そんなイタチの被害を防ぐためには、まず侵入口をしっかり塞ぐことが重要。
3㎝ほどの穴でもイタチは入り込めるため、このような穴があれば金網などで塞ぎましょう。
また、イタチは雑食なのでゴミがあると寄ってくる原因となります。
ゴミは密閉できる容器に入れた上で、こまめに捨てるようにしてください。
まとめ
イタチは一見可愛らしい外見をしていますが、場合によっては襲い掛かってくることもあるので要注意。
運動能力も高く、わずか3㎝の隙間でも家の中に侵入してしまうため、棲みつかれると深刻な被害に繋がる可能性があります。
イタチは鳥獣保護法により一般の方の捕獲は禁じられており、メスは駆除禁止となっています。
そのため、もし棲みつかれた場合はプロの業者に駆除を依頼するのが一番安心です。
お困りの際は、ぜひお気軽にご相談くださいね。