イタチとテンは何が違う?駆除して大丈夫なのはイタチ!

 
日本に生息するイタチ科の種類は多く、テンやイズナにオコジョなどがいます。中には、天然記念物に指定されている動物もいるため、駆除する際には注意が必要です。今回は、イタチとテンは何が違う?駆除して大丈夫なのはイタチ!についてお伝えします。
 

日本に生息するイタチ科

 
日本に生息するイタチ科のイタチとテンは、非常に見た目も似ており、家屋などにも棲み付くことのある動物なのですが、駆除しても良い種類と駆除してはいけない種類がいます。
 
まず、イタチやテンは鳥獣保護法によって守られている動物ですので、駆除するにも自治体や市役所への申請が必要です。また、イタチのメスは駆除してはいけません。捕獲しても、自治体などの指示に従い山奥などに解放する必要性があります。
 
そして、テンの中でも、長崎県対馬のみ生息するツシマテンは天然記念物にも指定されている種類もいるため、イタチやテンに棲み付かれたからと言って、咄嗟に駆除作業を行ってはいけません。
 
まずは、自分で駆除する際には、どんな種類の動物に棲み付かれてしまったのかと判断してから作業を行う必要があるのです。
 

イタチとテンは何が違う?

 

 
イタチは細身で、体は長く、しなやかな体つきをしており、一般的に単独で行動し、夜行性です。テンは、比較的大きな体で目の周りに黒いマスクのような模様があり、テンは社会的な動物であるため集団で生活し、昼行性です。
 
どちらも雑食性で、昆虫や小動物に果物を食料とし、都市部に生息している個体は、ゴミを漁ることがよくあります。
 
イタチもテンも家屋に棲み付く事もあるため、駆除しなければならないのですが、気性も荒いため、一般の方が簡単に駆除することはできません。
また、鳥獣保護法によって守られている動物ですので、自治体などに申請したり、狩猟免許の取得が必要となるなど、かなり大変になります。
 
そのため、このような害獣に棲み付かれてしまった場合は、プロの駆除専門業者へ依頼して対処してもらう事をおすすめします。
 

まとめ

 
日本には、イタチ科の動物が多く生息しており、鳥獣保護法によって守られていても申請などを行えば駆除できる害獣も多くいます。しかし、中には例外で駆除対象となっていない種類の動物や性別があります。特にテンやイタチの姿かたちが似ているため、駆除も困難でしょう。そういった害獣を駆除する際には、プロの力を借りて対処していきましょう。