近年、害獣の被害が都心部などに広がり、駆除業者へ依頼する方は増えています。しかし、その駆除業者の中には、悪徳業者も混ざっており、騙される方も少なくはありません。今回は、イタチの駆除サービスで騙された?悪徳業者を見極める手段についてお伝えします。
害獣駆除を依頼する際の注意点
害獣駆除は一般的に利用する機会の少ないサービスで、生きていて一度依頼するかどうかも分からないサービスでもあります。そのため、一般的な価格帯であったり、サービス内容を知らない方が大半です。
従って、害獣駆除を依頼する際に、インターネットで料金やサービス内容を調べてから業種へ連絡すると思います。多くの方は料金に注目しがちですが、駆除作業の料金形態も業種によって違いますし、そもそも棲み付かれた動物の種類や状況に応じても行う作業が異なります。
ですので、現地調査してもらい明確な費用を出して貰わなければなりません。
ここで、作業への説明や費用説明を行ってもらい、見積りを出してもらうことになりますが、作業当日に作業を完全に変える企業がいたり、見積りとは違う金額を提示する悪徳業者も近年増えていますので、注意しなければなりません。
しっかりと見積りや契約書を確認したり、作業内容を確認しなければなりません。
これらの対応を、業者任せにすると、簡単に騙されてしまう可能性もありますので気を付けましょう。
悪徳業者を見極める手段
イタチやアライグマなどの害獣駆除を依頼する際に、まず気にしなければならないポイントが料金という方もいますが、実際にはサイト上で狩猟免許を取得しているかが大切です。
害獣駆除は、罠を利用して捕獲しなければ、作業になりませんし、鳥獣保護法によって守られている動物を捕まえるためには、狩猟免許が必須です。また、この免許には取得者の番号などが振り分けられていますので、ホームページ上に記載があれば第一段階は信用できる可能性が高まります。
ただし、その番号が本物か調べる手段もないため、費用面からの判断も必要です。
無料見積りを依頼した場合に、どのような作業を行い金額が幾らになるのか確認しましょう。そして、料金や作業に問題がないと判断した場合、契約書を作成してもらうことになります。この契約書にサインする前に、必ず見積り段階の金額と相違がないか・作業内容も間違っていないかなど、見積もり段階と変更点がないかの確認作業を怠ってはいけません。
これらのポイントで手を抜けば、悪徳業者に引っかかってしまう可能性が高いため、営業に来たスタッフや作業に来たスタッフへ、抜かりなく確認を行いましょう。このような一つ一つの確認が悪徳業者へ騙されないために不可欠となります。
まとめ
イタチなどの害獣に棲み付かれてしまった場合に、一般的には駆除業者へ依頼して対処してもらう方が多いことでしょう。しかし、その業者選択を間違ってしまうと、驚くほどの金額を請求されるような事があります。ただし、その金額への正当性を理解するのは難しくもあるのです。これは、一般的なサービスではないため、妥当性を見出すことが出来ないので仕方がないとも言えます。
はいそうですか。と騙される方も少なくはありません。高い費用を支払って、駆除できれば良いのですが、高い費用を支払っても完全駆除出来なかった場合にやっと悪徳業者に騙されたことに気が付きます。
そのような状況に陥らないためにも、自身で確認を怠らず見極めていくことが騙されない方法となります。