イヌ、ネコ、コイ、金魚などを襲うアライグマの危険性!

 
アライグマが近年、個体数を増やし生息域を広げています。また、その余波として、人間のペットであったり、養殖している動物が襲われるトラブルも散見されることが増えています。今回は、イヌ、ネコ、コイ、金魚などを襲うアライグマの危険性!についてお伝えします。
 

アライグマによる被害

 
アライグマによる被害は、農作物や家屋に棲み付くといった問題だけではありません。
アライグマは、雑食性であることでも知られています。そのため、人間同様に魚や肉も食しますので、鯉や金魚といった魚から、鳥やネズミなども捕食し食べます。
 
一方で攻撃的な性格も持っているため、野良猫とケンカをしたり、棲み付いた家屋に住んでいる犬や猫といったペットにも危害を及ぼすことがあります。
 
そのため、飼い主は十分に気を付けなければなりません。
産業動物であれ、ペットであれ、被害を被る状況は痛ましいため、忌避対策や駆除作業に尽力する必要性があるのです。
 

アライグマによる被害を食い止めるには

 

 
アライグマによる被害を抑えるためには、まず忌避対策が不可欠となります。
アライグマが寄り付くような家の特長は、餌場に容易く入れる、餌を簡単に取れるといったポイントがあるため、金魚や鯉はアライグマの口や手が入らない金属製の網やパンチングメタルで守る必要性があります。
 
犬や猫が被害に遭うケースは、庭であったりアライグマの通り道などが関係してくるため、忌避剤を散布したりして、近寄らせない状況を作り出すことが重要です。
また、生ごみなども餌としますので、ゴミを捨てる際には、蓋つきゴミ箱に入れて外に出すなど、アライグマが寄り付く要因を無くすことが重要です。
 
そして、家屋に棲み付かれてしまった場合には、燻煙剤などを使用して追い出そうとする方もいるでしょうが、臭いがきついので、ペットの犬や猫は他の家の家族やペットホテルなどに預けてから作業にあたることをおすすめします。
 
また、一度の作業で駆除が出来ないケースも考えられますので、作業に不安を感じる方は、プロの駆除専門業者へ相談し、対処してもらうと良いでしょう。
 

まとめ

 
アライグマは、個体数を増やし生息域を広げる害獣として問題視されてきています。
人間の生活に大きく影響を及ぼす問題も多数引き起こしているため、しっかりと駆除作業・忌避作業が不可欠なのです。また、人間だけでなく、飼っているペットや繁殖などを目的としている鯉や金魚などの被害も年々増えていますので、しっかりと対処しなければなりません。アライグマは頭の良い動物ですので、物理的に被害を受けないようにしっかりとした対策も必要となりますので、プロの駆除専門業者へ相談してみてはいかがでしょうか。