ハクビシンが家屋に棲み付くといった被害が全国的に増えています。そういった場合に、駆除業者へ依頼して対処してもらう人が多いのですが、再度棲み付かれてしまうケースもなかにはあります。今回は、エッ!駆除業者に依頼したのに、ハクビシンがまた棲み付いた!についてお伝えします。
ハクビシンが再度、棲み付く理由
ハクビシンが家屋に棲み付いてしまうと、健康被害や家屋の老朽化などの問題を引き起こすため、早期駆除を考える方は多いかと思います。
そして、ご自分で作業を行うという方もいらっしゃいますが、大抵の方が駆除業者に依頼して、作業を行ってもらうケースとでしょう。
その際に、業者によってもサービスの種類や料金が異なるため、依頼主はサービス内容や費用面で、どうするか検討しなければなりません。
費用を安くすれば、作業内容も簡易的なものとなり、家屋からハクビシンを追い出して終了といったケースもあれば、追加のサービスなどを依頼して、清掃・消毒作業に侵入経路を閉ざし、忌避作業まで行ってもらえるケースがあり、作業内容に合わせて費用が高くなっていきます。
ですので、ご自身で料金や作業内容を確認して依頼する企業を選ぶ必要性があり、作業費が安ければ良い訳ではないのです。作業が簡易的なものであれば、一度追い出したハクビシンが数か月後に帰巣本能により戻ってくるケースもありますので、作業依頼する際には、このようなポイントも注意しなければなりません。
ハクビシン依頼する場合に気を付けるべきポイント
ハクビシン駆除を業者へ依頼する場合、家屋から追い出すのか、捕獲・駆除を行うかによっても異なる点があります。生きて逃がしていればいずれ、舞い戻ってくる恐れがあります。一方で、捕獲・駆除であれば、家屋にいるハクビシンを捕まえ、殺傷するため、再度棲み付かれる確率は低くなります。
ただし、侵入経路を塞いでおかなければ、他の野生動物が棲み付く恐れがありますので、侵入経路を確実に閉ざしてもらわなければなりません。仮に、費用を抑えるのであれば、ご自身で侵入経路がどこだったか確認して、パンチングメタルなどで、入り込ませる道を塞ぐ必要性があります。
全ての作業を自分では行えないと感じる方は、駆除専門業者へ依頼することになるでしょうが、必ず作業内容と費用を照らし合わせて、何をやって欲しいのか伝えましょう。契約後に、作業を増やすことも出来るでしょうが、見積りの金額とは異なって算出され、高い金額を提示される可能性がありますので、依頼する前にしっかりと考えて相談するのも大切です。
まとめ
ハクビシンは、近年全国に生息域を広げる厄介な害獣です。その害獣が家屋に棲み付いてしまった場合には、早期対処しなければならないのですが、専門業者へ依頼しても作業内容によっては、再度棲み付かれるケースも考えられます。そこで、再度棲み付かれないようにするための作業に何が必要なのか、分からない場合は、駆除業者にしっかりと質問し、どのような作業が必要なのか確認して、見積りを出してもらいましょう。
また、費用が高いと感じられる場合には、他の業者へも見積り依頼をして、相見積もりを取って判断することをおすすめします。