クマバチは危険?特徴と巣を作られた時の対処法を詳しく解説

 
体長が大きく、真っ黒な見た目をしている「クマバチ」。
ミツバチよりも一回り大きく、見かけると怖くなってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、クマバチの特徴や危険性、巣を作られた時の対処法について詳しくご紹介していきます。
 

クマバチの特徴

 
クマバチは、体長が2~2.2㎝ほどにもなる、蜂の中でもかなり大きな種類です。
活動期間は4月~10月で、寿命は1年ほど、主に花の蜜や花粉をエサに成長します。
 
体は胸が黄色い毛で覆われており、胸以外の色は黒です。
体長も大きく、その見た目から「危険なのでは?」と思われることもしばしばですが、実はとても温厚な性格で人を指すことは滅多にありません。
 
また、飛んでいるクマバチは基本的に毒針を持っていないオスが多いため、遭遇したとしても刺されることは少ないのです。
 

クマバチの毒針はそれほど強くない

 
クマバチは、他の蜂と同様、毒針を持っているのは「メス」で、「オス」は刺しません。
また、毒はスズメバチと比べると弱く、刺されてもそれほど深刻な事態にはならないことが多いです。
 
とはいえ、一度蜂に刺されたことがある場合は、アナフィラキシーショックのリスクがあるため、刺されないよう十分注意するようにしてくださいね。
 
クマバチは毒性が弱い蜂ですが、何度でも刺すことができるのが特徴。
体長が大きい分毒針も大きいため、刺されると強い痛みを感じます。
 
毒性が弱いとはいえ、注意が必要なことには変わりないので、遭遇した場合は刺激しないように注意してくださいね。
 

クマバチの巣は場合に応じて駆除しよう

 

 
そんなクマバチですが、毒性は弱いものの巣を作られると厄介なので、この点も注意が必要です。
 
クマバチは軒下などに巣を作ることが多く、場合によっては家の木材に深刻なダメージを与えてしまうのです。
 
クマバチそのものは滅多に人を刺すことはありませんが、恐怖心がある方や家の中に巣を作っている場合は実害を被る可能性が高いので、早めに専門の業者に相談しましょう。
 

まとめ

 
クマバチは、大きな見た目とは裏腹に、毒性が弱く性格も比較的おとなしいといわれています。
 
ですが、家に巣を作られ、柱などに穴が空けられると、そこから水が入り、木が腐ってしまうことも。
 
対処が遅くなると、思わぬ修繕費用が発生することもあるので、気付いたタイミングで早めに駆除の依頼をするようにしましょう。