コウモリが巣作りしやすい場所とは?被害を食い止める方法


 
近年、コウモリの被害を受ける家屋や工場などの建物が増えています。生息域を、自然界から、人間の住む環境へと移しているのです。今回は、コウモリが巣作りしやすい場所とは?被害を食い止める方法についてお伝えします。
 

コウモリが巣作りしやすい場所とは?

 

 
コウモリの被害を受ける家屋や工場が増え、駆除依頼などの相談件数も増えています。
これは、自然界で生活していたコウモリが、人間の住む生活環境にまで降りてきている証でもあるのです。
 
では、なぜ人間の住む環境で巣作りして生活しているのかと言えば、コウモリにとって自然界よりも脅威となる天敵が人間しかいないことが、安全な生活を送れる要素となっています。
 
そして、蚊やコバエなどの飛翔昆虫にゴキブリやゾウムシなどの甲虫はコウモリの餌となり、都心でも確保できるため、食料面でも不自由なく生活ができることがコウモリが都会にも棲み付き生活ができる状況となっています。
 

被害を食い止める方法

 
家屋や工場などの建物に棲み付くコウモリが増えているのですが、そのまま棲み付かせてしまっては、コウモリが媒介する感染症などの病原菌が人間にうつってしまう可能性が高いため、巣作りさせるのはデメリットでしかありません。
 
仮に、棲み付かれた場合には、忌避剤や超音波などの製品を利用して追い出すことが可能となりますが、鳥獣保護法によって守られているコウモリを殺してしまったり傷つけてしまうと罰則を科せられることにもなるため、非常にデリケートな問題でもあるのです。
 
そこで、被害を食い止めるためには、一般的にプロの駆除業者へ依頼して、対処してもらうというのが一番安全で、失敗のない駆除が行える可能性が高いのです。
また、プロに依頼するメリットは、コウモリが侵入してきたであろう経路を塞ぎ、追い出したコウモリが帰巣して入り込まないような状況まで対処してもらえます。
 
そして、コウモリの糞尿などの汚れた住処を清掃・消毒してもらわなければ、感染症などのリスクも解消できません。そして、ご自身でその作業をやるには、精神的にも負担のかかる作業です。プロに任せた方が安全に元の生活を取り戻すことが出来ますので、害獣駆除はプロに任せる事をおすすめします。
 

まとめ

 
コウモリは、適応能力が高い動物でもあることから、近年、家屋や工場などの建物に高架下やトンネルなど、人間の利用する環境に適応したコウモリが棲み付くようになっています。棲み付かれてしまうと、感染症などの病原菌を振り撒く害獣として、人の生活を危険に脅かす可能性もあるため、早急な駆除などの対策が必要です。
 
しかし、鳥獣保護法によって守られているため、簡単には駆除を行えないので、コウモリの被害に困っている方は、プロの専門業者へ相談することをおすすめします。