家屋や工場などの建物にコウモリなどの害獣が棲み付いた場合に、なんとかして追い出そうとする方もいますが、そう簡単にはいきません。そして、プロの専門業者へ依頼するのが一般的でもあります。しかしその駆除業者へ裏切られる事もあります。今回は、コウモリなどの害獣駆除を依頼して高額請求トラブルが相次ぐについてお伝えします。
害獣駆除と駆除業者
日本国内には、多くの動物が生息しており、人間の生活テリトリーに足を踏み入れてくるペット以外の動物も多く、中には人間に害をなす生物もいます。
例えば、コウモリやハクビシンといった害獣は近年問題視されている害獣でもあります。駆除するためには、鳥獣保護法を守って対処しなければならないため、自分で作業するのも大変です。
そこで、プロの駆除業者へ依頼して対処してもらうというのが害獣駆除なのですが、近年相談件数も増えていることもあり、悪徳業者も蔓延っている状況なのです。
高額請求トラブルが相次ぐ理由
では、なぜ悪徳業者が蔓延る状況となったかというと、需要と供給のバランスが取れていないことが一つの問題なのです。例えば、家屋や建物にコウモリなどの害獣が棲み付く割合は、全国世帯でみれば非常に稀なケースとなり、誰もが駆除業者へ相談するような事でもないのです。
そのため、自分の人生で一度あるか、ないのかといった作業ですので、その費用対効果であったり、一般的な作業費を理解している方は業界人でない限り判断が付きません。
だからこそ、騙される方も多く、高額請求をする企業も少なくはないのです。
商品価値やサービスというのは、需要と供給によって単価が異なります。大変な作業であれば、単価が高くなるのは当然なのですが、その高くなった請求に対しても、正当性を把握することもできないのです。
従って、早く対処したいという気持ちも見透かしての、高額請求なのです。
騙されないためにも、見積りを取る際には、複数社へ依頼して相見積もり出し、大間かな費用とサービス内容を把握することで、無駄な出費をせずに駆除ができます。
定価であったり相場が見えないサービスほど、消費者が騙される割合が高まりますので、高額請求トラブルに繋げないためにも、見積りや契約書を正しい形で提出してもらいましょう。そして、書類を貰っていないために高額請求を要請され作業が完了していれば、訴えることも難しくなりますので、注意が必要なのです。
まとめ
害獣駆除の依頼件数は年々高まっています。それと同時に、消費者ホットラインや消費者センターへ相談する方も増えています。これも、業界自体の業績が延びていることが、悪徳業者などの隠れ蓑にもなっています。
そして、高額請求される可能性も大いにありますので、自身を守るためにもしっかりと確認作業を行っていきましょう。