近年コウモリが都心部などでも目撃情報が増え、家屋などに棲み付かれるケースが増えています。そして、そのコウモリを駆除してもらうために、専門業者へ依頼する方は多いと思います。今回は、コウモリなどの害獣駆除を専門業者へ依頼する際の注意点にてお伝えします。
駆除が必要だからと慌てない!
住まいにコウモリなどの害獣が棲み付いたら、なんとか早く駆除しようと考える方は多いと思います。しかし、この作業を自身で行うにしても、専門業者へ依頼するにしても、慌て過ぎてはいけません。
まず、コウモリなどの害獣は鳥獣保護法によって守られている動物ですので、傷つけたり殺傷してしまうと、法を犯したことになり、罰を科される可能性があります。
そのため、ご自身で作業する場合は、事前に市役所で「鳥獣の捕獲等許可申請書」「実施者名簿」「捕獲場所がわかる図面」などの書類を提出して、許可がおりてから作業しなければならないのです。
また、最初から専門業者へ依頼してしまう場合に、見積りなどを会わずに契約してしまうと、痛い目を見る可能性がありますので、まずは現地調査をしてもらい、見積りを出してもらうのが大切です。そして作業に掛かる費用を明確にしてから、幾つかの業者に見積りを出してもらい、妥当な金額を推し量ったのちに、契約を結んだ方が良いです。
ネットだけの情報だと案外騙される!
大手だから金額に間違いはないでしょう!作業レベルも高いはずと考える方は多いため、ネットなどで人気の高い企業へ見積り依頼をして作業を行ってもらうケースが大半です。
しかし、必ずしも大手が良いという訳でもありません。大手は基本料金が高い傾向にあり、簡単な作業であっても料金が他の業者の倍などの請求をすることもあるため、見積りをまずは出してもらいましょう。
そして、他の企業へ見積りを出してもらうと、料金の妥当性であったり行う作業などが明確になりますので、何社からか見積りを出してもらった中から選ぶと良いでしょう。
また、あんまりも値段を低く設定している企業などがあれば、契約書を結ぶ際に、作業後に料金が切り替わるなどがないか、しっかりと確認しましょう。
これらの確認を怠ると、悪徳業者に騙されてしまう可能性が高まります。
一般的に使用頻度の低いサービスを利用すると、騙される方は多いので、しっかりと作業内容や作業費用についての確認を行いましょう。そうするだけでも、騙される可能性が低くなります。
まとめ
コウモリなどの害獣に棲み付かれてしまうと、様々な被害を受けることにもなるため、早く駆除したいと考える方が多いでしょうが、実際にはあまり焦り過ぎると、大きな失敗に繋がる可能性もあります。利用する機会が少ないサービスだからこそ、業者選びも慎重に行いましょう。そして、自身で作業を行う場合も、正しい手続きを済ませて作業しなければいけません。