コウモリに寄生する虫も危険!コウモリ駆除が必要な理由

 
コウモリが屋根裏などに棲み付くと不衛生となり、空気中に漂う病原菌などに感染すると考える方もいますが、実際にはそれ以外にも病原菌をうつされる可能性があります。今回は、コウモリに寄生する虫も危険!コウモリ駆除が必要な理由についてお伝えします。
 

コウモリが媒介する寄生虫も危険!

 
コウモリは狂犬病やハンタウイルスの他に、アルボウイルス、ニパウイルス、ヒストプラズマ症、エボラ出血熱などの感染症を媒介する動物として知られています。これらの病原菌に感染すれば、命に関わる問題に発展することもあるため、非常に危険な存在なのです。
 
しかし、コウモリが棲み付いて、これらの病原菌を移されるケースは、空気中に漂うコウモリの糞尿が乾燥し、空気中に含まれてしまった物を吸引してしまったり、コウモリが餌として齧った食べ物を熱処理などを施さずに食してしまった場合などに、感染する恐れがあります。
 
これらは、直接的にコウモリが原因となっているのですが、コウモリに寄生している生物から人に感染することもあります。
 
病原菌を持ったコウモリにノミやダニが寄生し、その寄生したノミやダニが人間に取り付き、病気を感染させる恐れもあるのです。ですので、コウモリ駆除を行い、家屋から追い出したとしても、危険は完全には取り除かれてはいません。
 

コウモリ駆除後の作業も重要!

 

 
コウモリが棲み付いている事に気が付き、忌避剤や燻煙剤によって、排除することができた場合に、そこで駆除作業は完了と思っている方は多いのですが、実際には、そこで作業を完了してしまうと、まだ病原菌への感染する状況は取り除かれていません。
 
ノミやダニなどの保菌者が残されていますし、コウモリの糞尿が残っている状況では、危険な状況は改善されていません。ですので、駆除後には清掃や消毒の作業を行わなければなりません。
 
そして、コウモリは帰巣本能を持っていますので、忌避剤や燻煙剤の効力が弱まれば再度棲み付かれてしまうため、しっかりと侵入経路を塞ぐなどの対処も必要です。
 
しかし、これらの作業を一般の方が行おうとすれば、時間も労力も費用も非常にかかるため、プロの駆除業者へ依頼して対処してもらった方が効率的です。
 
コウモリ駆除でお困りの方は、【コウモリの救急隊】へご相談下さいませ。
 

まとめ

 
コウモリが棲み付くと不衛生となり、家屋の環境へ悪影響を与え、病原菌などを振り撒く存在として非常に危険ですので駆除が必要となります。そして、コウモリに寄生する虫も、また危ない存在になりますので、駆除を行う際には、コウモリを追い出して満足せずに清掃や消毒を行い危険性に脅かされる環境を無くしましょう。