コウモリのフンの特徴と健康被害は?適切な処理方法も解説

 
コウモリに棲みつかれた場合、フンがもたらす影響も考え、適切に対処しなければなりません。
そこで本記事では、コウモリのフンの特徴や引き起こされる健康被害を詳しくご紹介!フンの適切な処理方法も解説していくので、ぜひ記事を最後までご覧ください。
 

コウモリのフンの特徴

 
それでは早速、コウモリのフンの特徴からみていきましょう。
 
・大きさ…0.5~1㎝
・色…黒
・形…細長い
・ニオイ…ドブ臭く、酸っぱい強烈なニオイ
 
コウモリのフンは、ドブ臭く、かなり強いニオイがします。
 
一見ネズミのフンと似ていますが、ネズミのフンは湿っていてベタつくのに対し、コウモリのフンはパサパサとしていて崩れやすくなっています。
 
日本で家に棲みつくコウモリは主に「アブラコウモリ」という種類で、1日に何回もフンをしますし、集団で棲みつくことが多いので放置しているとフンによる被害がどんどん大きくなるため注意が必要です。
 

コウモリのフンがもたらす健康被害は?

 
コウモリのフンは乾燥しているのですぐに粉状になります。
そうなると空気中にフンに含まれている菌が浮遊してしまい、吸い込むと健康面の被害に繋がる恐れもあります。
 
フンがきっかけで起こり得る症状は、ぜんそくやアレルギー症状などが挙げられます。
これらの症状を防ぐためにも、フンを見つけた際は適切に処理することが極めて重要です。
 

フンの適切な処理方法

 

 
コウモリのフンを処理する際は、フンに素手で触れないよう注意。
また、空気に舞った病原菌を吸い込まないためにも、ゴム手袋やマスクを着用するのがベストです。
 
フンを掃除機で吸い取ると、排気から菌がより広く舞う可能性があるので、必ずホウキなどでフンを集めて処理しましょう。
 
フンが乾燥しているとより空気中に舞う恐れがあるので、エタノールなどを吹きかけてからホウキで集めると処理しやすいですよ。
 
フンを処分した後は、フンがあった場所をしっかり消毒するようにしてください。
 

まとめ

 
コウモリのフンは強烈なニオイを発するので、精神的にもかなり苦痛です。また、さまざまな病原菌も付着しているので、見つけた際は適切に処理することが重要です。
 
フンの処理方法はご紹介した通りですが、「今現在コウモリに棲みつかれている」「慣れていなくて対策に自信がない」という方は、ぜひお気軽に「コウモリの救急隊」にご相談ください。
 
家を調査し、状況を確認した上で最適な駆除、対策、消毒等を行います。