コウモリの糞がベランダや屋根裏にあると臭いだけの問題じゃない

 
都心部などにも棲みつくことが増えたコウモリの糞には、問題となるケースが多く、放置するのは非常に危険でもあります。今回は、コウモリの糞がベランダや屋根裏にあると臭いだけの問題じゃない理由についてお伝えします。
 

コウモリの糞について

 
コウモリの糞は特定の臭いを持つことがあり、その臭いは環境やコウモリの食事によって異なります。主な特徴は以下の通りです。
 
臭い
コウモリの糞には特有の臭いがあり、一般的には酸っぱい臭いやアンモニア臭が感じられることがあります。この臭いは、コウモリの食事内容や排泄物中の成分によって影響を受けます。
 
外観
コウモリの糞は黒色または暗褐色で、小さな粒状の形状をしています。糞は通常、固形であり、集団で見られることがあります。コウモリが巣穴や洞窟に大量に集まる場所では、糞が積もっていることがあります。
 
問題となる場面
コウモリの糞が特に問題となるのは、コウモリが建物や構造物に巣を作った場合です。
建物内にコウモリの糞が積もると、その臭いや健康被害が懸念されることにあります。
 
また、コウモリの糞はゴキブリやその他の害虫が引き寄せられる可能性があるため、建物内で見つかった場合は、早めに掃除する必要性があります。
 

コウモリ駆除は早急に行いましょう!

 

 
コウモリが家屋や工場などの建物に巣を作り、糞を積み重ねることがあると、建物の内部に不快な臭いや健康上のリスクをもたらすことがあります。
 
コウモリの糞には、ヒストプラスマ(Histoplasma)という真菌の胞子が含まれていることがあり、これが健康に影響を及ぼすことがあるため、コウモリの糞に触れないように注意が必要です。ヒストプラスマ感染は呼吸器の問題を引き起こす可能性があります。
 
ですので、コウモリの糞の清掃や駆除は早急に行った方が良いでしょう。
ただし、コウモリを駆除するには、役所や自治体での手続きが必要となるほか、罠によっては狩猟免許の取得が必要となります。
そのため、専門的な対策や知識が必要となりますので、プロの駆除専門業者へ依頼することをおすすめします。
 

まとめ

 
コウモリの糞に関する問題がある場合、コウモリの巣の清掃やコウモリの駆除が必要となります。駆除専門業者の協力を得ることが安全かつ効果的な方法です。また、コウモリの駆除や巣の清掃の際には、適切な安全対策を取ることが重要となりますので、無理に自身では行わない様にしましょう。