コウモリが棲み付いた環境では、健康的被害や家屋の寿命が短くなるなどの問題が生じるため、早急な対処も必要となっていきます。自分で対処する場合に利用することのある忌避剤も種類が豊富ですので、今回は、コウモリ駆除に効く？忌避剤のタイプや効果に価格を説明していきます。
 

忌避剤のタイプや効果に価格

 

 
コウモリが家屋や工場などの建物に棲み付いた場合、さまざまな被害を引き起こすことにもなるため、早急に駆除しなければなりません。駆除業者に頼らずに、駆除する場合には、忌避剤などの駆除アイテムを利用する方が多いと思います。
 
しかし、その種類も多く、タイプが異なるため、どれが効果的なのかと考えるのではないでしょうか。幾つか市販されている物などを紹介して、性能や効果などをご紹介します。
 
ただし、これらの商品の多くは、一時的な効果しかないという事を理解しておきましょう。
 
【燻煙剤】
煙による忌避剤ですが、バルサンやアースレッドといった商品が有名です。適量な水を入れ化学物質の入った煙が充満し、コウモリなどの害獣を追い出す効果があります。
価格は、1つ1,000円未満と手頃です。業務用のバルサンでも5,000円程度ですので、手軽に利用出来ます。
 
【スプレー】
コウモリの巣床などに噴霧することで追い出したり、侵入を防ぐ効果があります。臭気に慣れたコウモリや感受性の乏しいコウモリには効果が現れない事もしばしばみられます。
価格は、1本あたり1,000円程度となり、燻煙タイプよりもさらに使いやすい商品です。
 
【ジェル】
コウモリの住処などにジェルを塗布し、ベタベタとした不快感を与えるため、住まいからの追い出し効果に期待が出来ます。侵入経路や巣床に塗布しなければならないため、作業難易度は低くはありません。作業の際には、コウモリが巣から出て居ない状況で行うなど考える必要性がります。
価格は、2～3,000円程度となっているため、安くもありませんし作業も大変です。
 
【固形タイプ】
スプレーと似ていますが、コウモリが苦手とする臭いでコウモリが寄り付かないようにすることが出来ます。効果は、スプレーよりも長持ちしますが、噴射してコウモリの傍で嫌いな臭いを出させるよりも効果は弱くなるため、設置場所によっては効果が現れない可能性もあります。価格は、1,000円程度で購入が可能となります。
 
【超音波タイプ】
超音波を発生する機械を設置し、コウモリが苦手とする周波数を発生させ、追い出す効果があるのですが、コウモリの種類によっては全く効かない可能性があります。また、周波数にも慣れてしまうと、設置していても効果がなく、棲み続けられてしまいます。
価格、1万円以上と非常に高価な商品な割に、効果がない可能性も考えられます。
設置は、コンセントに差すだけや、電池式なので、周波数が届く場所に設置するだけなので、非常に簡単に利用出きます。
 
このように、コウモリ駆除に活用できるアイテムは沢山販売されています。ご自身で駆除作業を行うという場合には、上記のアイテムを利用してみましょう。ただし、コウモリは鳥獣保護法で守られていますので、間違っても殺傷しない様に注意して作業しなければなりません。
 

まとめ

 
駆除業者に依頼しても5千円程度で駆除作業が済む。ということは稀ですので、自分で対処したいという方は、上記の中から使えそうなアイテムを利用してみましょう。
ただし、これらの商品の多くは、絶対的な効果がある訳でもありませんし、永久的に棲み付かれないという保証はありませんので、利用後にコウモリが居なくなった場合には、侵入経路をきちんと塞ぐことが大切です。