屋根裏などにコウモリが棲み付いた際に、自分でコウモリを追い出そうとした場合に利用することが多い燻煙剤ですが、その効果は時に最大の効力を持ってコウモリを追い出すこともあります。今回は、コウモリ駆除に燻煙剤の効果は?一時的な効果で何ができるについてお伝えします。
燻煙剤の効果
燻煙剤は、ドラッグストアやインターネットでAmazonや楽天でも購入できる手軽な駆除アイテムとなります。コウモリ駆除において燻煙剤は一つの選択肢として検討されることがありますが、効果は限定的であり、使用には注意が必要です。
燻煙剤は煙を発生させるため、スプレーよりも広範囲に使用可能となります。
煙によってコウモリが危険を感知し、一時的にその場所を離れることがあります。
しかし、これは一時的な解決策であり、コウモリはしばらくして戻ってくる可能性が高いです。
また、使用方法は簡単なのですが、燻煙剤には有害な化学物質が含まれているので、その煙を吸い込むことは人間やペットの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。使用する際には、適切な防護措置を取ることが重要となります。
一時的な避難中に何をするべき?
燻煙剤で煙を発生させることで、屋根裏などからコウモリが居なくなったことを確認したら、コウモリが戻ってくる前に、侵入経路を全て塞ぐ必要性があります。
ただし、注意しなければならないのが、住処にコウモリが残っていないか確認しなければなりませんし、糞尿など食べ残しを放置すれば、それが健康被害にも繋がってくるため、清掃や消毒作業も行う必要性があります。
これらの作業を行うことで、コウモリを追い出すことに成功するのですが、実際には、清掃を怠ってしまったり、侵入経路を塞ぎきれずに再度棲み付かれてしまうといった失敗も少なくはありません。
そのため、コウモリによる被害を解決するのであれば、燻煙剤を使用するよりもプロに依頼した方が良いかもしれません。コウモリも鳥獣保護法によって守られている動物ですので、駆除作業する際に、殺傷してしまうと罰を科せられる可能性もあります。
コウモリ駆除は、知識や技術を伴う作業ですので、安全で安心した暮らしを取り戻したいという方は【コウモリの救急隊】へご相談下さい。
まとめ
近年、コウモリが家屋に棲み付くケースが増えています。棲み付かれてしまうと、健康被害や家屋の寿命が短くなるなどのデメリットを引き起こす恐れがありますので、早急な対処が必要です。そこで、燻煙剤を活用してみる方も少なくはないでしょうが、効果があったとしても、その後の作業を正しく行わないと再度棲み付かれるリスクも考えられます。
ですので、作業への不安がある方は、プロの駆除業者へ依頼することをおすすめします。