コロナ禍に入った頃、増えたものがネズミの被害。ネズミが家屋に侵入するのにも理由があり、コロナ禍の人々の生活の変化が、ネズミ被害が増えた要因でもあります。今回は、コロナ禍で増えた?ネズミの被害。考えられる原因と対策について紹介していきます。
コロナによって変わったネズミの活動
コロナ禍に入る前までは、ネズミは飲食店や繁華街、工場といった食品を扱う建物周辺に多く出没し、都心部の住宅街ではネズミを見かけることが少ない状況でした。
ですが、コロナ禍に入り緊急事態宣言が発令され、飲食店といった事業所は休業要請を受けました。結果、飲食店は営業を停止し、食品工場の仕事も減少。
ネズミが餌場としていた施設で食料を手に入れることが困難となったのです。
そして、ネズミは食料を確保するために、探索範囲を広げ、今までネズミの被害が少なかった都心の住宅街まで現れるようになりました。
また、コロナ禍の外出自粛によりお家時間が増え、家でご飯を食べるようになったのもネズミが住宅に出没するようになった原因の一つ。普段から家庭内に備蓄しておく食料が増え、家庭から出る生ごみの量も増えました。さらに、家庭で食事する時には食べこぼしが出ることでしょう。綺麗に掃除することが出来なければ、恰好のネズミのエサとなってしまいます。
また、人が家にいるというのは、室内温度も快適に設定されている状況が長くなります。
暑くはない、寒くもない。人間にとって快適な室温はネズミにとっても快適で過ごしやすく、棲み処としては最高の環境なのです。
エサを断つことが重要
ネズミは食料を確保できる環境に引き寄せられ、学習能力が高い害獣でもあるため、一度食料が確保できると分かれば棲み付いてしまったり、餌場とされ幾度も訪れるようになってしまいます。そのため、エサを容易に調達できないように、食料を棚に保管したり、生ごみも蓋つきのゴミ箱にしまうといった行動が大切となります。
今まで一度もネズミに棲み付かれていないから大丈夫と、他人事で対策を行わないと、ネズミに侵入されるリスクはなくなりません。
繁殖力の強いネズミに棲み付かれてしまうと被害は勢いを増し、拡大するばかりとなります。ネズミの痕跡に気付いた時に早急な駆除を実施することも大切ですが、被害を食い止めるための未然防止に取り組むことが何より重要となります。
まとめ
ネズミは食料を求め移動していきます。
そのため、ネズミ被害に遭わないためには、食料が容易く確保できないように家庭環境を清潔に保つことも大切なのです。
もし、棲み付かれてしまった場合には、ネズミが増える前に駆除作業を行うのがポイントとなります。ネズミ駆除だけではなく、未然防止に取り組みたいといった場合には24時間受付、ご相談料無料の「ネズミの救急隊」へお気軽にご連絡ください。