スズメバチなどの蜂の巣駆除する際に煙で撃退?危ないポイント

 
冬を過ぎるとハチも活発に動き出し始めるため、蜂の巣に悩まされるご家庭が増えていきます。そのため、蜂の巣を作られ始めた段階で早期発見、早期駆除が大切なのです。今回は、スズメバチなどの蜂の巣駆除する際に煙で撃退?危ないポイントについてお伝えします。
 

越冬する蜂と越冬できない蜂

 
日本に生息する蜂の中には、越冬する蜂と越冬できない蜂がいます。
働き蜂など全ての蜂が越冬するのがミツバチです。
一方で、スズメバチやアシナガバチは、働き蜂などは9~11月頃に死んでしまい越冬できず、女王バチだけが巣から離れ暖かい場所で越冬します。
このように、蜂の種類によっても、冬の過ごし方が異なるのです。
 
そして、越冬した蜂たちは、また動き出し、新たな巣を作り、産卵を始め、5〜6月にかけては、働き蜂が羽化しだし、巣が大きく成長していく為、被害が拡大する時期でもあるのです。
 
今まで蜂に巣作りされていなかったご家庭などでも、被害が出始めますので、洗濯物を干している時に、蜂が家屋の周りを飛び回っているなどの状況を目にした場合は注意が必要となってきます。
 

煙で撃退?危ないポイント

 

 
成長途中の巣であれば、まだ働き蜂の数も少ないことから、ご自身で駆除作業を行おうと考える方もいらっしゃいます。その際に、燻煙剤など簡単に購入できる忌避剤や殺虫剤を利用するというケースも珍しくはないのですが、どんなに小さな巣であっても、作業する際には防護服を着て作業しなければ危険です。
 
未成熟であっても蜂は蜂です。いつ刺されるか分かりませんし、攻撃的なスズメバチやアシナガバチの巣を駆除する際には、再三の注意を払う必要性があります。
 
燻煙剤なども、蜂の行動を停滞させるアイテムではありますが、巣にいなかった戻りバチなどには影響がないので、そういった蜂に攻撃される恐れもあります。また、夜間は周りが見えないから怖いと作業を日中に行う方もいらっしゃるでしょうが、日中は蜂も起きているため、少しの刺激で攻撃性が増しますので、作業をするのであれば夜間の方が向いています。
 
蜂の巣駆除の作業が怖いと言う方は、プロの専門業者へ相談し、安全で完璧に完全駆除してもらう事をおすすめします。
 

まとめ

 
越冬した蜂が、数か月後には活発に行動を始めます。
今まで蜂の巣なんか作られたことがなかったからと、安心している方は多いと思いますが、知らない間に巣作りされてしまって、蜂に刺されて存在に気が付くというケースも少なくはありません。最近、洗濯物を干している時に蜂を見かけるようになったや、家の周りで蜂が飛翔しているのを目撃する事が増えたという場合には、近くに蜂の巣がある恐れがあります。早期発見、早期駆除が必要となりますので、プロの専門業者へ相談して対処してもらいましょう、