夏真っ盛りになると、被害が増えるのが蜂に刺される事故です。なかには、アナフィラキシーショックで、死亡事故につながるケースもあります。今回は、スズメバチに巣を作られたら業者に駆除を依頼するのがベストとなる理由についてお伝えします。
スズメバチに巣を作られたらどうする?
スズメバチは、日本に生息する昆虫の中でも非常に強い毒を持ち、攻撃性も高いため、非常に危険な存在です。
公園や家屋に工場など様々な場所に巣作りするため、その危険性に晒される可能性は高いので、仮に巣を見つけた場合には、間違っても刺激するような行動を取らない様にしなければなりません。
蜂が飛んでいて振り払うなどの動作をするだけで、臨戦態勢となり警戒フェロモンを出し、巣にいる仲間を呼び寄せます。そうなれば、一瞬で何十匹もの蜂が襲い掛かってくるので、刺される可能性も高まりますし、アナフィラキシーショックを起こせば、重篤な症状を引き起こすため、スズメバチを見つけた場合には、静かにその場から離れなければなりません。
スズメバチの巣の駆除は業者に依頼するのがベスト
スズメバチに巣作りされてしまった場合、まず危険性が少なそうな小さな出来立ての巣であれば、女王バチしか住んでいない可能性があるため、防護服を着て忌避スプレーで女王バチを弱らせ、巣ごと駆除します。
しかし、既に働き蜂も飛び交うような巣に成長している場合には、どのような状況であってもプロに依頼することをおすすめします。6月以降には、働き蜂がエサを取りに飛び交っている状況ですので、夏場になって建物付近でスズメバチを見かけるケースが増えたら、ご自分でなんとかしようと考えるのは止めるのが得策です。
これは、蜂の巣に忌避スプレーなどをかけた際に、怒った蜂が沢山巣から出てきて一面を蜂で覆われるケースが多く、非常に危険な状況です。また、その段階で巣をしっかりと駆除しなければならないのですが、一般の方にとっては、非常に怖い思いをしますので、無理に作業をしない様にするのが大切です。
6月以降に、蜂の巣を見つけた場合には、プロの駆除業者へ依頼して、一刻も早く巣を駆除してもらう様にしましょう。それが、スズメバチなどの蜂の巣駆除で最も大切なのです。
まとめ
スズメバチに軒先などに巣を作られてしまうと、その周辺を通るのさえ不安になるという方は多いと思います。そういった状況下になれば、いつスズメバチに刺されてもおかしくはありません。ですので、巣を見つけたら早急にハチ駆除業者へ依頼して、対応してもらう事をおすすめします。それが、最も安全に安心できる暮らしを取り戻せる方法となります。