ツチバチの特徴は?見つけた場合、駆除を依頼した方がいい?

 
地面周辺を飛ぶ蜂は数種類いますが、「ツチバチ」もそのひとつ。
そんなツチバチを見かけたら、駆除を依頼した方が良いのか悩んでしまいますよね?
そこで今回はツチバチの特徴を踏まえた上で、見つけた際の対処法を詳しくご紹介していきます。
 

ツチバチの特徴は?

 
ツチバチとは、体長が10~25㎜ほどの大きさの蜂で、うっすらとした毛を全身に生やし、黒っぽい色をしています。
 
性格は比較的おとなしく、こちらが危害を与えない限り、攻撃をしてくることはありません。
 
また、万が一刺された場合、痛みを感じるものの、人体に悪影響を及ぼすほどの毒性はないため、他の蜂と比べると比較的危険性は少ないといえます。
 
さらに、ツチバチは巣を作らないことでも有名です。
コガネムシの幼虫を刺して体内に産卵するため、コガネムシの幼虫を探して地面周辺を飛んでいるのです。
 
ふ化したツチバチの幼虫はコガネムシの幼虫を食べながら育ち、成虫となります。
この時も地中で育つため、巣を作らなくても成長することができるのです。
 

地面周辺を飛ぶ蜂には危険な種類も

 

 
ご紹介したように、ツチバチは大人しい性格で毒性も弱いため、見かけたとしてもそれほど危険性はありません。
 
一方、ツチバチのように地面周辺を飛ぶ蜂の中には、攻撃的で危険なタイプの蜂もいます。
 
その蜂は「オオスズメバチ」。
体長は25~50㎜と大きく、黒とオレンジの縞模様をしているのが特徴です。
 
ツチバチとは外見の特徴が異なるため、見分けもつきやすいかと思います。
 
そんなオオスズメバチは、とくにこちらが危害を加えなくても襲ってくることがあるため、危険性が高い蜂といえます。また、毒性も強いため、見かけた場合は注意が必要です。
 
ちなみに、オオスズメバチは土の中だけではなく、床下や屋根裏、木の中などにも巣を作ることがあります。
 
オオスズメバチを見かけた際、パッと周囲を見渡して「巣がない」と思ったとしても、思いもよらない場所に巣が作られていることもあるので、見かけた時はプロの業者へ駆除を依頼してください。
 

まとめ

 
地面周辺を飛ぶ「ツチバチ」は大人しい性格でそれほど毒性も強くありませんが、同様に地面周辺を飛ぶ「オオスズメバチ」は攻撃的な性格で、毒性が強いため要注意です。
 
オオスズメバチ以外にも、毒性が強い蜂はいくつかいるので、蜂を見かけて不安な方は、調査に伺うのでお気軽にご相談ください。