ネズミが屋根裏などに巣床を作ると、ゴミや昆虫など様々な餌を持ち帰ることがあります。そして、その餌が放置され腐ることもあり、そうなると非常に大きな問題へと発展します。今回は、ネズミが持ち込んだ餌が腐敗することで起こるデメリットと対策についてお伝えします。
ネズミの餌の腐敗によって起こるデメリット
ネズミが家屋に侵入し、餌が腐敗するといくつかのデメリットが考えられます。
1.健康リスク
腐敗した餌やネズミの排泄物は細菌や病原体を運ぶ可能性があり、これが家庭の住人に健康リスクをもたらす可能性があります。ネズミはさまざまな病気の媒介者となることが知られています。
2.悪臭と不快感
腐敗した餌は悪臭を発し、これが家屋内に広がると不快な環境を生み出します。ネズミが運び込んだ餌が放置されると、その臭いが家庭内に広がります。
3.害虫の引き寄せ
腐敗した餌は害虫やその他の動物を引き寄せる可能性があります。これにより、家屋内に害虫が増加し、他の健康や環境への悪影響が生じる可能性があります。
4.清潔状態の損傷
家庭の清潔状態が損なわれ、腐敗した餌が放置されると、他の害虫も増えやすくなります。また、清掃が難しくなり、家庭の清潔を維持するのが難しくなる可能性があります。
5.構造への被害
ネズミは歯が成長し続けるため、物をかじることで歯を削る必要があります。家屋内で餌を探している間に、電気配線や断熱材、家具などに被害を与えることがあります。
ネズミの駆除や清掃の重要性
ネズミが棲みついたことで、さまざまな影響を及ぼすことになるため、早急に対処しなければなりません。また、自身でも改善させていかなければならないポイントもあります。
・食べ物の管理:家庭内での食べ物は密封容器に保管し、腐敗することを防ぎます。
・家屋の掃除とメンテナンス:家屋内外を清潔に保ち、隙間や穴を修理してネズミの侵入を防ぎます。
・害獣駆除:ネズミの侵入が疑われる場合は、害獣駆除の専門業者に相談し、適切な対策を講じます。
これらの対策を講じることで、家庭内での健康リスクや清潔状態の損傷を最小限に抑えることができます。根本的な解決は、ネズミの駆除となりますので、ネズミの被害にお困りの方は、ネズミの救急隊へご相談下さいませ。
まとめ
ネズミはどこにでも棲みつき、繁殖能力や適応能力の高い害獣ですので、早急な対処が必要です。また、巣床に持ち込む餌などが腐敗することで、また別の病気などにかかる恐れもありますので、注意が必要です。
ネズミの被害にお困りの方は、早急にプロの専門業者へ相談し駆除を依頼するだけでなく、棲み処となっていた環境の清掃や消毒まで依頼して、清潔な環境を取り戻してもらうことをおすすめします。