ネズミが棲み付いた?ラットサインを見つけた時にとるべき行動

 
ネズミの糞や足跡などネズミの痕跡となるラットサインは、ネズミが棲み付いているサインとなるため、見逃さないことが早期駆除につながります。今回は、ネズミが棲み付いた?ラットサインを見つけた時にとるべき行動について紹介していきます。
 

ラットサインを見つけときの自己対処法

 

 
ネズミは警戒心が強く夜行性であるため、姿を見てネズミが棲み付いたと認識できるケースは多くはありません。気づけるケースというのは、屋根裏を走る音であったり、食べ物を漁られた形跡だけではなく、ネズミが幾度も通ったことによる黒いこすり跡や糞尿といったラットサインを探すことでもネズミの存在を把握することができます。
 
ラットサインを見つけネズミの存在に気付いた場合、放置するのは危険。
被害が拡大する前に対処していかなければなりません。
 
・食料となる食べ物の排除
ネズミは食料を確保しやすい場所に棲み付くため、食べ物は容器に保管したり戸棚にしまうようにし、食料を与えない環境づくりが重要です。そして、生ごみを蓋つき容器に閉まったり、食べこぼしは掃除するなど、清潔な環境を心掛けることも大切。
また、ネズミは雑食であり、ペットフードや観葉植物も口にするため注意しましょう。
 
・巣の材料となるものを整理整頓
ネズミは巣材としてダンボールや雑誌といった紙類、洋服などの衣類、断熱材やビニールなどなんでも巣材とするため、収納BOXにしまったり、いらないものは処分するなどして、ネズミに巣材を与えない環境づくりも忘れてはいけません。
 
・ラットサインがあった場所に罠を設置
ラットサインがあった場所はネズミが幾度も通る移動経路の可能性が高くなります。
そのため、効率よく捕獲・駆除したいのであればラットサインがあった場所にトラップや毒エサを設置しましょう。そして、駆除後に死骸を放置したり巣を放置してしまうと、病原菌への感染リスクは残ったままとなりますので、死骸の処分、巣の撤去まで忘れずに行ってください。
 
・侵入口の封鎖
ネズミの侵入経路となっている隙間や穴を塞がなければ、新たなネズミに侵入されたり、追い出したネズミが戻ってくることもあります。そのため、駆除して終わりではなく、壁の穴をパテで埋めたり、排水パイプを防鼠板で塞ぐといった処置が必要となります。
 

まとめ

 
対処が遅れれば被害が拡大するだけとなりますので、ラットサインを見つけたらすぐに行動に移していきましょう。
ただ、ラットサインは素人目では見つけづらいものでもあります。そのため、ラットサインかな?と感じた時だけではなく、死骸処理に抵抗があるといった自己対処が難しい場合にはプロのネズミ駆除業者に依頼するのがオススメです。