ネズミの侵入に気が付かなかった。1週間放置してしまう危険性

 
ネズミが家屋に棲み付くと、足跡であったり、糞尿の染みであったりと、痕跡を残します。ですが、小さなものでもあるため、注視しなければ気づけないケースも少なくありません。今回は、ネズミの侵入に気が付かなかった。1週間放置してしまう危険性について紹介していきます。
 

なかなか気づくことのできない痕跡

 
家に出没するネズミの種類は、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミです。
この中で一番大きいのはドブネズミで体長18センチ~23センチ。小さいのはハツカネズミで5センチ~10センチとなるため、目の前に現れることで気づくことができるでしょう。
ですが、ネズミが通った後の黒いこすり跡、足跡、糞尿、齧った跡といったラットサインは小さいため、注視してみなければ気づけないといったケースも少なくありません。
 
ネズミは人間が寝ている夜間の間に活動するケースが多く、実際に目の当たりにすることはほとんどないため、痕跡に気が付くことが大切。
また、屋根裏のドタバタと走り回る音でネズミの存在に気が付くという人も多いのですが、足音が激しく聞こえる状況というのは、すでに複数体のネズミの家族が潜んでいる可能性があります。
 

1週間放置するとどうなる?

 

 
ネズミの存在に気付いていても、まだ大丈夫と放置してしまったり、出張などで家を空けなければならず、対応できない状況というのもあるでしょう。
 
ネズミの存在に気付いているのにもかかわらず、放置してしまうと、糞尿を至るところにされ家屋内でアンモニア臭が強くなってしまいますし、大切な家具が齧られて破損することもあり、事態が収束することはなく、むしろ悪化する一方です。ノミ・ダニが増え、病原菌もばら撒かれることになりますので、家屋内の環境は最悪な状況となるでしょう。
 
また、住居を棲み処とする場合にもつがいで侵入しているケースも多く、繁殖力の高いネズミは1カ月も経たない間に5~10匹の子どもを出産します。
個体数が増えればよりネズミ被害は拡大していくこととなります。ネズミの数が増えれば排除するのも困難となるため、個体数が増える前に駆除作業を行うことが重要でもあるのです。
 

まとめ

 
どのような形であれ、ネズミを放置してしまう状況は被害が拡大していくだけとなります。
また、自力での駆除作業も、効果的な場所に罠を設置できず、結果的に放置状態となってしまう方も少なくありません。
早急に完全駆除を目指したいという方は、ネズミ駆除を専門とするプロの駆除業者に依頼しましょう。