ネズミの追い出し。ペットや人体への害が少ない駆除方法

 
ペットや小さい子供がいる家庭では、毒エサを使用したくない。死骸処理を行いたくない。といった理由から追い出しメインの駆除アイテムが気になることでしょう。今回は、ネズミの追い出し。ペットや人体への害が少ない駆除方法について紹介していきます。
 

追い出す方法は2種類!

 
ネズミの駆除アイテムには、ネズミを捉えて殺傷する罠、薬剤を用いてネズミを殺してしまう毒エサなどがありますが、ペットや小さな子供、妊婦さんがいる場合には、ペットや人体への影響があるアイテムを避けたいと思うのも当然のこと。
また、死骸も病原菌を媒介しており、処理するのにも精神的負担が伴うため、極力避けたいと思う人も多いでしょう。
 
ネズミを殺さずに追い出す方法として考えられるのは2種類。
・嗅覚が優れているネズミに対して、嫌いな臭いで追い出す方法
・苦手な音や光で追い出す方法
 
いずれも人体やペットへの影響は少ないとされていますが、まったく影響がないかと言われれば、そうでもありません。注意点を理解して、より安全に用いることが大切となります。
 

追い出しアイテムの注意点

 

 
ネズミは嗅覚が優れている生き物。
そのため、とうがらし、わさび、ハッカなど、刺激臭を発する自然のものを用いて忌避剤として活用することができます。
しかし、大人にとっても刺激が強いと感じるものは、子供やペットにとって危険な食材。
誤って口にしないように配慮した設置が重要となります。
 
ネズミが苦手とする音でストレスを与え、ネズミにとって居心地の悪い環境を作り出す超音波器も手軽に購入することができますが、取り扱いには注意するべきポイントがあります。超音波器の音は、ほとんどの人が聞き取れないと言われていますが、ごくまれに聞こえてしまう人がいます。また、ネズミと同じげっ歯類の動物にもストレスを与えてしまう可能性があるため注意が必要。
 
光でストレスを与える方法として活用できる回転灯は、人体やペットの健康を害することなく用いることができますが、強い光を苦手とする人もいます。また、光が漏れることで近所迷惑になる可能性がありますので、使用する際は周辺住民に周知することも忘れてはいけません。
 

まとめ

 
薬剤を使用するよりも、人体やペットに影響が少ない方法でネズミ駆除に取り掛かることも可能です。ですが、ネズミが慣れてしまってネズミが追い出せない。ネズミが戻ってくるリスクもあります。また、巣の清掃や消毒まで完了させなければ、病原菌への感染リスクを取り除くことができませんので、長期戦になりそうであったり、屋根裏や床下といった人が入り込むのが難しい場所に巣作りされてしまった場合には、無理をせずにネズミ駆除の専門業者に依頼するようにしましょう。