ネズミが家屋に棲み付くと様々な被害を齎します。一匹だけでも厄介ですが、繁殖力が高く、駆除が遅れれば被害が膨らむばかりとなるため、可愛い見た目ですが躊躇してはいけません。今回は、ネズミはこんなにも怖い!ネズミが棲みつくことで起こる被害について紹介していきます。
ネズミによる被害まとめ
ネズミによる被害は複数あります。どんな被害を受けてしまうのか知っておきましょう。
・悪臭被害
ネズミは糞尿をばらまきながら行動します。
そのため、アンモニアの臭いが部屋の中に充満してしまうこともあります。
また、ネズミが死骸となれば腐敗し悪臭を放つこともあります。
・騒音被害
ネズミは夜行性のため、人間が寝付いている時間に活動します。
屋根裏からパタパタと走る回る足音がしたり、壁からカリカリと何かを齧る音が気になって眠れないということもあります。ただ、うるさいと思うだけではなく、いつネズミが近くを通るのか不安といった感情から不眠症になってしまうリスクもあります。
・食害
ネズミは未開封の食材を荒らしたり、テーブルに置いてある果物を齧るなど、人間の食べ物をエサとします。サルモネラ菌といった雑菌が付着するため破棄しなくてはならず、経済的な被害につながります。
・資産価値の低下
ネズミの糞尿による腐敗、臭いの染み込み、柱や壁を齧られることによって建物の資産価値が下がってしまいます。修繕するにも費用が掛かるため、いずれ建物を売却することを考えるのであれば被害が拡大する前に駆除しなければなりません。
・火災被害
ネズミは一生伸び続ける歯を持っているため、何でも齧ってしまいます。
大切にしている家具を齧られることのショックも大きいでしょうが、電気ケーブルを齧られることで漏電し火災につながる可能性もあります。
・ノミやダニの被害
ネズミにはノミやダニが付着しています。ネズミが棲み付けば、必然的にノミやダニが増えることになります。体が痒くなるだけではなく、ネズミの病原菌をノミやダニが媒介していることもあるため、二次感染を引き起こすリスクもあるのです。
・物理的な被害
ペットや小さな子供、病気で寝たきりの年配の方などは、ネズミに噛まれる危険性も高まります。そして、噛まれて痛いと感じるだけではなく、鼠咬症にかかってしまい健康的な被害に発展してしまいます。
まとめ
ネズミの体は小さいのですが、齎す被害は甚大です。
被害を受け続けることで精神的な負担も大きくなっていきますので、ネズミを一匹でも見かけた時には、すぐにでも駆除作業に取り掛かりましょう。