飲食店や家屋などに棲み付かれると厄介な害獣の代表であるネズミですが、気が付くのが遅くなればなるほど被害が大きくなります。今回は、ネズミは怖い?駆除が遅くなれば圧倒的な被害が拡大する理由についてお伝えします。
ネズミは繁殖能力が高い
ネズミは非常に賢い動物であり、繁殖能力が高いため、ほんの少しでも棲み付かれたことに気が付くことが出来なかっただけで、個体数が増え、被害が大きくなります。
一般のご家庭の屋根裏などで繁殖が頻繁に起これば、すぐに被害はその後家庭だけでなく、周囲の家屋などにも広がっていきます。また、飲食店街などでネズミの被害が出ると他の階層などにまで上っていき、生息域を拡大する恐れがあるので、非常に危険な存在なのです。
例えば、ハツカネズミは、一年中繁殖が可能といわれており、妊娠期間はわずか20日間で5~6匹の赤ちゃんを出産するという高い繁殖力を持っていて、2ヶ月もすれば生まれたネズミは妊娠出来ます。このように簡単に個体数を増やすことができるネズミが一度棲み付けば、被害を拡大させないように対処していかなければならず、周囲の家屋なども警戒しなければならない状況となるのです。
ネズミを見かけたら注意しなければならない!
自分の住まいや飲食店の付近でネズミを見かけたら、すぐに自身の住まいや店舗の害獣調査を行ってみるのが良いかもしれません。気が付いていないだけで、すでに棲み付かれている可能性もあります。
前項でも記載した様に、繁殖能力が高い動物ですので、気が付くのが遅くなればなるほど、被害は大きくなるため、棲み付かれた事に気が付くのは早ければ早いほど良いのです。
また、被害が目に見えて分かるような時には、個体数がそれなりに増えており、餌場を求めて動き回っている状況で、危険を顧みないほど飢餓状態になっているのかもしれません。
そのため、変化に気が付いたら、早急にプロのネズミ駆除業者へ連絡し、駆除対応してもらう事をおすすめします。また、棲み付かれていなかったとしても、周囲にネズミが巣作りしている可能性があり、いつ侵入するか分かりませんので、侵入経路を防いでもらうなどの要望策を依頼しておくのも重要なのです。
まとめ
ネズミは繫殖能力の高い動物ですので、建物に棲み付かれるとその被害は数か月放置するだけで危険な状況となります。また、ご自宅付近などで見かけた場合には、いつ棲み付かれるか分からないという意識を持つことも重要ですし、対策を講じる事も大切になります。忌避剤を撒くやプロの業者に依頼して侵入経路を塞ぐ作業などを依頼して、ネズミとは無縁の生活を送れる様に対処していきましょう。