家屋に棲み付いたネズミを追い出すためには棲み心地が悪いと思わせることが大切。ネズミが苦手とするものを設置しストレスを与えることで追い出し効果が見込めます。今回は、ネズミを殺さず家から追い出す。音と光を用いた退治方法について紹介していきます。
ネズミにとって棲み心地が悪い環境
ネズミが人間の住む家に侵入するのにも目的があります。
それが安心して暮らせる環境です。
ネズミにとって人間が住む家というのは、天敵に襲われるリスクを減らしながら食料を確保することができる場所です。人間にとっての食べ物となり得るものだけではなく、食べかす、食べこぼし、ペットのエサなども食料とするため、ネズミにとって人間が住む家というのは食料の宝庫でもあります。
また、ネズミは寒さが苦手な生き物。住居には暖房機器の使用によって快適な室温が保たれており、さらにビニール袋、ダンボール、布類といったネズミの巣材となるものも容易く確保することができるため、家屋はネズミにとって安心安全に暮らすことができ繁殖活動が行いやすい場所。
この環境を奪うことがネズミにとって居心地の悪い環境となるため、こまめな清掃、整理整頓が重要となります。
意図的にストレスを与えて退治
ネズミが苦手とするものを設置し、ストレスを与えることで居心地の悪い環境を作ることができます。臭いで追い出す方法としては、忌避剤の使用がありますが、光と音にも苦手を感じるポイントがあるため、追い出しグッズとして活用できるものがあります。
・超音波装置
ネズミが苦手とする周波数を出し、追い出し効果に期待が持てる超音波器。
範囲外に設置しまえば効果に期待ができず、同じげっ歯類のペットがいる場合にはペットにも影響が出てしまうため使用には注意が必要です。
・回転灯(赤)
パトカーや救急車にも使用される強い光を放つランプ。
赤い色は火を連想させ、ネズミが本能的に嫌うと言われているため、ストレスを与える効果を持ちます。強い光を放つため、屋外に設置したり、外に光が漏れるようであれば近所の人達に周知しておきましょう。
まとめ
ネズミにストレスを与えることで、棲み心地の悪い環境を作ることができます。
ですが、これらの方法は、ネズミが慣れてしまい、追い出せずに棲み続けてしまったり、一度出ていっても戻ってくることもあります。
追い出しグッズや寄せ付けないアイテムで上手くネズミ退治ができなかった場合には、被害が拡大する前に一度「ネズミの救急隊」にご相談ください。