ネズミ対策。ハッカ油を用いた忌避剤の効果はいつまで続く?

 
ネズミは病原菌を媒介しており、都心部にも棲み付く厄介な害獣です。罠を仕掛けて捕獲する方法もありますが、死骸を見たくない人は忌避剤の活用について考えることでしょう。今回は、ネズミ対策。ハッカ油を用いた忌避剤の効果はいつまで続く?について紹介していきます。
 

ハッカ油の匂いはネズミが嫌う?

 
ネズミは嗅覚が優れているため、隠してある人間の食べ物を匂いで探し出したり、臭いで天敵となる野生動物の存在を認識することもできます。
 
匂いに敏感なネズミにとって刺激臭は非常に辛く、また、天敵となる動物の臭いに対して鈍くなってしまうため避ける傾向にあります。
このような理由から、ネズミが嫌う匂いを放つものを設置したり、噴射することはネズミ対策としては有効なのです。
 
ネズミが嫌う臭いには天敵となるネコやイタチといった動物の臭いのほかに、わさびやトウガラシも用いることができます。
そして、ハッカ油もネズミが嫌う臭いの一つなのです。
ハッカはシソ科の植物の総称。虫よけや消臭剤など使用用途がたくさんありますが、ネズミの対策グッズとして、ハッカ油の入っているネズミの忌避剤もインターネットやホームセンターで売られているため、超音波グッズと同様に死骸を見たくないけれど、ネズミを排除したいという人には活用しやすいアイテムです。
 

ハッカ油の効果はいつまで続く?

 

 
匂いの成分は日にちが経てば薄れていきます。そのため、継続的に使用していくことが大切。
ハッカ油を用いて忌避剤を自作した場合には1日に2~3回程度噴霧するのがオススメ。
市販のものに関しては1~2か月程度であったり、ものによって有効期間が異なりますので、説明書を確認するようにしましょう。
 
ただし、ネズミの通り道が分からず有効な場所に噴霧したり設置できなければ効果に期待もできませんし、ネズミは環境への適応能力が高いため、完全駆除が見込めないケースもあります。特に追い出しに関しては、住み心地の良い棲み処をやすやすと手放さないこともありますので、死骸を見たくないけれど、時間をかけずに完全駆除を目指したいのであればネズミ駆除を専門とするプロに依頼するのがオススメです。
 

まとめ

 
ハッカ油を用いた忌避剤は誰でも簡単に活用することが出来ます。
ただし、ネズミに棲み付かれてしまった状態では、巣の清掃・消毒を行い病原菌の感染リスクを取り除いたり、再度侵入されないために侵入経路を封鎖し再発防止に努めなければなりません。忌避剤で追い出して終わりではありませんので、一貫した作業が難しいという方は「ネズミの救急隊」にご相談ください。