ネズミ駆除が困難となった理由の一つ!スーパーラットとは?


 
近年、飲食店や一般家庭でのネズミの駆除相談の依頼が増えています。その理由として、市販されている殺鼠剤などの毒性に耐性のある個体がいるため、自分では駆除が困難となるケースが問題視されています。今回は、ネズミ駆除が困難となった理由の一つ!スーパーラットとは?についてお伝えします。
 

スーパーラットとは?

 

 
ドブネズミやクマネズミといった日本でも巣作りされるケースの高いネズミの種類の中で、殺鼠剤などの毒性の物質に耐性があり駆除できない個体をスーパーラットあるいはスーぱーマウスと呼びます。
 
スーパーラット自体は、近年現れた新種という訳ではないのですが、1980年代に発見されてから毒性への抵抗力が強くなっているため、現在も被害が拡大している状況と言えます。
 
そのため、ネズミを駆除しようとするご家庭や飲食店では、殺鼠剤などの簡単に手に入るアイテムを購入しても、ネズミが駆除できず被害が拡大するケースが増えます。また、殺鼠剤を設置しても、すぐに効果が出るものではないと高をくくっていると、その期間中にネズミが繁殖してしまうなどの状況に陥り、さらに駆除が困難となる傾向にあるのです。
 

ネズミを完全駆除するためには

 
スーパーラットなどのネズミを駆除するために必要なことは、侵入経路を閉ざすことが大切になります。出入りが容易い状況であれば、警戒心の強いネズミは、一度巣を放棄することがあっても、帰巣本能に従い、数か月後にまた同じ経路から侵入し巣作りする事もあります。
 
そのため、ネズミを駆除する場合には、侵入経路を完全に断つことが重要なポイントとなります。しかし、種類によっては、高所などを得意とするクマネズミは、電線などを伝って、屋根や屋上の隙間からも侵入してくる可能性もあるため、出入口を全て塞ぐのも非常に難しいのです。
 
一般の方ですと見落としがちなネズミの侵入経路も多いため、ネズミの侵入を許さない施工をするのであれば、プロの専門業者を頼ることをおすすめします。
 

まとめ

 
ネズミの被害を受けるご家庭や飲食店は年々増えています。その中には、スーパーラットの様な殺鼠剤などの毒性に強い個体による被害も少なくはありません。
個人でも駆除することが困難なスーパーラットは、専門家の知識や経験が非常に重要となります。もし、ネズミに巣作りされてしまったことに気が付きましたら、早急に【ネズミの救急隊】へご相談下さいませ。